
学びながら呑みログ ハイッピーの件
最近、「ハイッピー」の呑める酒場が増えた。
博水社のHPを見ると、2012年10月に「ハイサワー」の累計販売数が15億本を超えた。創業85年の2013年1月に「ハイサワー缶」を出した。博水社はがんばっている。
「ハイサワー」で有名な博水社。現在の3代目社長は女性、関東で有名な割りもの飲料のメーカーと、ホッピービバレッジと似たところが多い。博水社も、「ホッピー」のようなビアテイストの割りもの飲料を出そうとしたが、色々とあって辞めた。その後に「ハイサワー」を出してサワーブームを作った。
たがいに切磋琢磨は思ってなかっただろう。だが、結果はたがいに良いことに。
酒場で「ハイサワー」を見なくなって、これまで陰に隠れていた「ホッピー」が盛り上がった。そのブームの2006年。博水社は改めて「ハイッピー」というビアテイストの割りもの飲料を出した。だが、いまいち盛り上がらなかった。そして2013年。
「ハイッピー」を呑んだ。
まずはレモンビアテイスト。甘い。「ハイサワー」に麦汁を加えたかんじ。だが、これなら酎ハイか、レモンサワーを呑みたい。いや、「ハイサワー」を呑みたい。甘味とホップの苦味が混ざったかんじ。つぎはビアテイスト。やっぱり甘い。なぜ。
ビアテイストの原料は、レモン果汁、水飴、果糖ブドウ糖液糖、カラメル、香料、調味料(アミノ酸)、安定剤(アルギン酸エステル)、そして苦味料としてホップ。ちなみに「ホッピー」の原料は、麦芽、粉飴、ぶどう糖、スターチ、ホップ、酸味料、調味料(アミノ酸等)。
呑み方は、氷を入れて、混ぜるように勧めている。
そうか、ビールの代用品ではなく、あくまでサワーの一種。「ホッピー」とコンセプトが違うのか。そういえば、正しくは「ハイサワーハイッピー」という。「ハイサワー」のフレーバーのひとつ。
シャンディ・ガフのようなビールベースのカクテルではなくて、焼酎ベースのビアテイストカクテル。
そう思うと、まあ、ぜひ。
そう思うと、まあ、ぜひ。