もうだめか、村さ来。 | 学びながら呑みログ

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遊びながら呑みログ-村さ来


学びながら呑みログ 昔のチェーン酒場の件


昔のチェーン酒場といえば、つぼ八、養老乃瀧、村さ来。今はモンテローザ、ワタミ、そしてレインズ、コロワイド、大庄、三光あたりか。


今のチェーン酒場は嫌いだが、つぼ八、養瀧、村さ来は好きだ。どう違うのか。FC店舗が多く、個性的店舗が多いから。昔から続けてきた個人経営の酒場の店主がFCに入ったかんじ。近所にFCの養瀧と村さ来があって、その個性といったら。


養瀧は、テーブルに置かれたメニューのほとんどに「当店にはありません」というシールが貼られてる。代わりに、今日のオススメという手書きのメニューを渡される。なんとも楽しい店であったが、オーナーが高齢のために潰れてしまった。もう行けない。


村さ来は個人経営に戻ってしまった。常連客がついたので、もう村さ来の暖簾はいらないんだろう。充分にやっていけるんだろう。村さ来の時にあったオリジナルメニューは3倍の価格に上がってしまった。もう行かない。


だんだんと行く酒場が減ってきた。酒好き庶民には辛いところだ。


今もがんばってる養瀧、つぼ八。個性的店舗は減ったが、がんばってる。どうせ一見で入るなら養瀧、つぼ八だ。だが、村さ来はどうしたんだろう。


酎ハイブームを作った村さ来。金融業のレイク、食品加工業の加ト吉、JTに経営権が移って、今はどこかの外食業のひとつのブランドとなってしまった。FC展開を急ぎすぎて、色々な整備がついてこなかったらしい。個性的店舗が多かったのは客として嬉しかったが、色々と問題もあったらしい。がんばってほしい。


ブラック企業と評判も悪い今のチェーン酒場。安くて、呑めれば、騒げればOKということで客筋も悪い。ワタミやモンテローザの経営者は、つぼ八のFCから独立した。いったいなにを学んだろうか。


一介の酒好き庶民が偉そうなことを言ってしまった。


安くて、旨くて、楽しい酒場。今のチェーン酒場は楽しくない。安くても、旨くても楽しくない。昔のチェーン酒場は楽しかった。好きだった。なぜだろう。あの雰囲気はなんだろう。


好きな酒場に加賀屋がある。つぼ八、養瀧、村さ来と、また違った昔のチェーン酒場。今もがんばってる。そうだ、今夜は加賀屋に行こう。