今回は食に関するイベントのネタを一つ。
グルメぴあネットワークが主催する「食べるしあわせクラブ」という会員組織がある。「日本の食文化を見つめ直す」という事をテーマにFacebookやブログで様々な情報発信・情報交換と共にクラブの理念を体現した様々なイベントを企画している。
「食文化」と言えば、当然に「食べ物」「飲み物」、その素材、調理方法、生産者の思い、調理人の思い、そしてそれを頂く感謝の気持ち、全てが食文化だ。しかし、それだけではない。それを頂く食器、空間、そして誰と食べるか。それも食文化の重要な構成要素ではないだろうか。
今回はそんな「食器も文化の一部」という考え方から企画されたイベントで、①自分のぐい呑みを作り、②出来上がったぐい呑みでそのまま宴会をやる、というある意味、とてもクレイジーなものだ。
陶器なので①土ひねりをして、素焼きの後にもう一回集まって②釉薬を塗り、焼成をかけたその後に宴会をやるので、2回集まる必要がある。本日、その第一部が行われ、筆者も参加したのでご紹介したい。
まず、会場の北鎌倉「たからの庭」。鎌倉五山第四位の名刹、浄智寺の奥にあり、かつては陶芸家の自宅だった古民家を改装して、陶芸体験、ヨガ、和菓子作り教室、星空観察などなど、様々な体験型イベントを開催している場所である。
こちらがその会場:

始めに、ご指導の檀上先生より本日の流れについて説明:

今回作るぐい呑みはいわゆる「楽焼き」それも「赤楽」と呼ばれるもの。見本はこちら:

まず、粘度をこねる:

そして手動のろくろの上で形を作る。

これを乾燥させて少し硬くなった所で削って形と厚さを整える。

みんな結構真剣な目つきでやっている。始めのうちは楽しく会話をしながらの作業だったのが、徐々に黙々と作業をするようになって行く。
そして出来上がり。

みんな口々に「早くこれで酒飲みたいね!」と言いながら解散。次に集まって、仕上げてからの宴会が楽しみだ。
そしておまけの画像を一つ。

この日、たからの庭を拠点に活動されている和菓子職人の御園井さんが、この日、同じ会場で「いちご大福」の実演をされていた。出来立てで、餅がまだ暖かいいちご大福を頂いた。
因にここ、たからの庭では御園井先生による和菓子作り教室を開いているが、毎回、告知から半日で定員に達してしまう人気の講座。「世界に一つのぐい呑み」を作る作業の後にそんな大変な先生によるできたてのいちご大福を頂いた、ちょっとプレミアム感のある一日であった。
グルメぴあネットワークが主催する「食べるしあわせクラブ」という会員組織がある。「日本の食文化を見つめ直す」という事をテーマにFacebookやブログで様々な情報発信・情報交換と共にクラブの理念を体現した様々なイベントを企画している。
「食文化」と言えば、当然に「食べ物」「飲み物」、その素材、調理方法、生産者の思い、調理人の思い、そしてそれを頂く感謝の気持ち、全てが食文化だ。しかし、それだけではない。それを頂く食器、空間、そして誰と食べるか。それも食文化の重要な構成要素ではないだろうか。
今回はそんな「食器も文化の一部」という考え方から企画されたイベントで、①自分のぐい呑みを作り、②出来上がったぐい呑みでそのまま宴会をやる、というある意味、とてもクレイジーなものだ。
陶器なので①土ひねりをして、素焼きの後にもう一回集まって②釉薬を塗り、焼成をかけたその後に宴会をやるので、2回集まる必要がある。本日、その第一部が行われ、筆者も参加したのでご紹介したい。
まず、会場の北鎌倉「たからの庭」。鎌倉五山第四位の名刹、浄智寺の奥にあり、かつては陶芸家の自宅だった古民家を改装して、陶芸体験、ヨガ、和菓子作り教室、星空観察などなど、様々な体験型イベントを開催している場所である。
こちらがその会場:

始めに、ご指導の檀上先生より本日の流れについて説明:

今回作るぐい呑みはいわゆる「楽焼き」それも「赤楽」と呼ばれるもの。見本はこちら:

まず、粘度をこねる:

そして手動のろくろの上で形を作る。

これを乾燥させて少し硬くなった所で削って形と厚さを整える。

みんな結構真剣な目つきでやっている。始めのうちは楽しく会話をしながらの作業だったのが、徐々に黙々と作業をするようになって行く。
そして出来上がり。

みんな口々に「早くこれで酒飲みたいね!」と言いながら解散。次に集まって、仕上げてからの宴会が楽しみだ。
そしておまけの画像を一つ。

この日、たからの庭を拠点に活動されている和菓子職人の御園井さんが、この日、同じ会場で「いちご大福」の実演をされていた。出来立てで、餅がまだ暖かいいちご大福を頂いた。
因にここ、たからの庭では御園井先生による和菓子作り教室を開いているが、毎回、告知から半日で定員に達してしまう人気の講座。「世界に一つのぐい呑み」を作る作業の後にそんな大変な先生によるできたてのいちご大福を頂いた、ちょっとプレミアム感のある一日であった。