2009年4月11日付け NIKKEI Netより

外資系ファンド、日本撤退相次ぐ 08年度、買収総額6割減

金融危機の影響が日本で活動する外資系の企業買収ファンドに広がってきた。2月の米系のサン・キャピタル・パートナーズの撤退に続き、香港に本部を置くユニタス・キャピタルが3月末に日本拠点を閉鎖。メリルリンチ日本証券も3月に日本の買収投資事業から撤退した。2008年度はファンドによる日本企業の買収総額が前年度に比べて6割減った。外資系ファンドの退潮で、日本企業に向かうリスクマネーが一段と細ることになりそうだ。

以前、このブログで「借金をして企業を買収する」モデルについて触れたことがあるが、このモデルがベースにある限り、「借金ができなければ企業は買収できない」という事でもある。特に企業買収向けの資金に関して金融機関が資金の提供に慎重になっている昨今、外資系のファンドが撤退する動きが出るのも自然の成り行きとも言える。
しかしながら、同業にいる人間としては非常に寂しい話である。まるで「日本にはもう投資の機会も価値もない」と言われているようなものだからである。まだまだ日本には高い潜在能力もあれば投資の機会もある。それを証明するのが我々の仕事なのだろう。