「飲み会はイヤ」の会社は生き残れない(2009年1月5日付け日刊ゲンダイより)
今年は「飲み会」が会社の命運を握る――。
若手社会人向けサイト「COBS ONLINE」が男女500人を対象に会社の忘年会に関する意識調査を行った。その結果、忘年会が「嫌い」は17.6%。「どちらかというと嫌い」の35.4%を加えると53%が「イヤ」というわけだ。
「これから新年会シーズン。飲み会は会社の今後を左右する重要なイベントです」とはビジネススキル研究所代表の鶴田慎一氏だ。
「飲み会が活発でないと会社はパワーを失います。お酒を飲みながら一致団結すれば1人の力が2倍にも3倍にもなりますが、社員の気持ちがバラバラで力を合わせようという意識が低いと会社はジリ貧になってしまいます。人員が減っている会社ほど、飲み会で団結心を高めなければなりません」
鶴田氏によれば、関東のある企業は社内にバーを設置。終業後、社員と幹部が酒を飲めるようにしたところ離職率が大幅に低下したという。
活発な飲み会が会社に活力をもたらすのか、活力のある会社では飲み会が盛り上がるのか、議論が分かれるところだろうが、おそらく両方の相乗効果だ。この経済環境の中で「元気をだすために」と称して仕事を放置して飲み会にうつつを抜かしていたのでは本末転倒だ。しかし、ビールでも飲みながら裃を脱いだ状態で会社の将来について語り合うことも、こういうご時世だからこそ大事なのではないか。
その意味では一時給付金よりもビールの酒税引き下げの方が景気対策になると思いませんか?
今年は「飲み会」が会社の命運を握る――。
若手社会人向けサイト「COBS ONLINE」が男女500人を対象に会社の忘年会に関する意識調査を行った。その結果、忘年会が「嫌い」は17.6%。「どちらかというと嫌い」の35.4%を加えると53%が「イヤ」というわけだ。
「これから新年会シーズン。飲み会は会社の今後を左右する重要なイベントです」とはビジネススキル研究所代表の鶴田慎一氏だ。
「飲み会が活発でないと会社はパワーを失います。お酒を飲みながら一致団結すれば1人の力が2倍にも3倍にもなりますが、社員の気持ちがバラバラで力を合わせようという意識が低いと会社はジリ貧になってしまいます。人員が減っている会社ほど、飲み会で団結心を高めなければなりません」
鶴田氏によれば、関東のある企業は社内にバーを設置。終業後、社員と幹部が酒を飲めるようにしたところ離職率が大幅に低下したという。
活発な飲み会が会社に活力をもたらすのか、活力のある会社では飲み会が盛り上がるのか、議論が分かれるところだろうが、おそらく両方の相乗効果だ。この経済環境の中で「元気をだすために」と称して仕事を放置して飲み会にうつつを抜かしていたのでは本末転倒だ。しかし、ビールでも飲みながら裃を脱いだ状態で会社の将来について語り合うことも、こういうご時世だからこそ大事なのではないか。
その意味では一時給付金よりもビールの酒税引き下げの方が景気対策になると思いませんか?