今日は冬至。昨年、同じネタを取り上げたが、冬至と言う日は世界の様々な宗教において特別な意味を持つ。一年で一番長い夜が明けた日、即ち新しい始まりだ。

キリスト教の関係者によるとクリスマスは「キリストの誕生を祝う日」ではあるが「キリストの誕生日」とは違うらしい。当時のローマ帝国の暦では12月25日が冬至であり、その日を「光の復活の日」としてキリストの降誕を祝うものである。

日本古来の神道においても冬至、特に冬至の日の出は特別な意味を持つ。最も長い夜が明けた、新しい始まりを意味するのだろう。伊勢神宮の内宮ではちょうど宇治橋の前にある鳥居から冬至の日の出が昇る位置で作られていることはよく知られていることである。

「明けない夜はない」と言う。世の中、景気の悪い話ばかりだが、これとて永久に続くわけではない。この日の出が新しい始まりとなりますように。

と言う事で今年も横浜の伊勢山皇大神宮から冬至の日の出を拝みました。世界の平和と皆様の幸せを祈念して。

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