さて、今朝の日経新聞の1面に出ていた記事

欧米金融20社、サブプライム損失7兆円に・07年末見通し

一説には損失は50兆円規模になるとも言われている。これがどれくらいのインパクトかと言うと、日本の金融機関がバブルでの負った損失並みの規模、と言えば分かり易いだろう。

このインパクトの受け止め方には何通りかあり得る。
1)「だから金額的に深刻」
2)証券化を通じて世界中に「広く薄く」分散化されているから日本のバブル崩壊ほど深刻でない
3)いや証券化を通じて分散化されているから、損失が広がって深刻

私は3)だと思っている。と言うのが、証券化商品を買ったのは欧米の中小金融機関も多いからである。リスクが「広く薄く」と言っても中小の金融機関にとっては結構な金額になっていることが多いからである。
だから、金融システムに何らかの問題が起きるとすれば、大手金融機関の破綻よりも中小の連鎖破綻のような事象になるのではないか、と推測する。それがやがて大手にも波及する事は十分に警戒しなければならないが。