さて、最近の日課としてブログのアクセスを分析する事がある。普段は個別の飲食店が圧倒的に多い。しかし、昨日のアクセスの内、検索キーワードのトップはなんと、

「イーストウィックの魔女たち」

それもダントツ。やはり、ファンが多いということなのだろう。まあ、「事業再生」だの「ハゲタカ」をキーワードにブログ探す奴も珍しいだろう(でもいるんですよ、実は)。

そして、意外と多かったのが

「陣内孝則」

まあ、それはそうだろう。

しかし、もっと意外だったのが

黒木マリナ

ごめんなさい、このショーを見るまで、彼女がDVDや写真集まで出すアイドルだったことや舞台でセーラームーンやっててことなんて知らなかったんです(汗)。だから、わざわざ「黒木マリナ」をキーワードに検索してこんなお堅いブログにたどり着いた方は本当に不憫である。

(ここからが本音)まあ、いいや。どうせ本人はおろか、関係者も見てないだろう。と言うわけで少し遅れ気味ではあるが、レビューを書くことにしよう。

さて、このショーを見た感想を一言で言えば「脇役が締まるとメリハリが効く」と言うのを実感した、と言うことだろう。主役の陣内孝則やマルシア、森公美子、涼風真世の影が薄い、という意味では決してない。むしろ逆だ。特に前回も書いたが、陣内はいい悪役の煙がモワモワと出ている感じが出ている。日本ではまだ見たことないが、次は是非Music Manに挑戦して欲しい。
その意味で、マルシア、一度「アニーよ銃を取れ」のアニー役に挑戦して欲しい。

さて、脇役陣で名前を挙げたいのがクライド・ガブリエル役の安原義人。どことなく頼りなく、でも憎めない父親役だが、かもし出す臭いが和風なのだ。だから、見ていて「日本のだめ親父」のイメージが重なり、それが妙な親近感を持たせるのである。「アメリカの原作なのだからアメリカっぽく」が必須ではない証左だろう。

そして「ちいさなどんぐりおっこちた~よ」(ここ何日間か、この歌が頭から離れずに困っている・・)と歌って登場する少女役の小此木麻里。場違いなまでに無邪気な感じがよく出ている。役柄と実年齢がジェニファー役の黒木マリナと逆転している、ということを知ると余計面白い。(失礼!)

黒木マリナのジェニファー役は、前半の微笑ましいくらいに清楚・純朴なイメージとは裏腹に、後半、ヴァン・ホーンにたぶらかされた後に、キャバクラ嬢かと思う格好で登場する場面はショッキングなまでに官能的である。実は、後に彼女のブログも覗いてみたが、この舞台にかける彼女の思いがひしひしと伝わってジンと来るものがある。

原作が英語のミュージカルを和訳するので、どうしても歌詞のノリが悪くなるところはあるが、それでも違和感なく仕上がっているのは訳者の腕のいい証拠だろう。(他では結構ひどいのもあるんです・・・)

もう終わってしまったのは大変残念だが、名古屋の方、名古屋公演を楽しみにしてください。

出演者の方々のブログを読んだりすると、本当にこのショーに対する思い入れが伝わってくる。やはりショーほど素敵な商売はないかもしれない。