さて、昨日の続きだが、昨日までのお話をベースにもう一ひねり加えてみましょう。
倒産する確率が10%の会社100社に対して1億円づつ貸付る、というところは同じ。
そしてそのプールを担保に80億円の優先部分と20億円の劣後部分とで調達するところも同じ。
さて、この劣後部分、たまたま景気がよくて1社も倒産しない、すなわち確率35%でおきることが起きたとしよう。そうすると、人々はどう思うか?
「なあんだ、劣後部分も思ったほど損失が出ないぞ。ならばその劣後部分を担保に10億円の優先部分と10億円の劣後部分で調達しても優先部分にAAAの格付けが取れるのではないか?」
ここで少し考えて欲しい。そもそも、なぜ元からある80億円の優先部分になぜ、AAAの格付けが付いたのか?それはその下に20億円の劣後部分があるからであり、その劣後部分をどれほど優先・劣後で細分化しようが、その一部を切り出してAAAの格付けをつけても、最初の80億円についているAAAの格付けとは根本的に意味が違うのである。
私は決して証券化のプロではない。その私でもわかることが、なぜ、格付けのプロでもわからないのか、ここが今でも私にはわからない事なのである。
倒産する確率が10%の会社100社に対して1億円づつ貸付る、というところは同じ。
そしてそのプールを担保に80億円の優先部分と20億円の劣後部分とで調達するところも同じ。
さて、この劣後部分、たまたま景気がよくて1社も倒産しない、すなわち確率35%でおきることが起きたとしよう。そうすると、人々はどう思うか?
「なあんだ、劣後部分も思ったほど損失が出ないぞ。ならばその劣後部分を担保に10億円の優先部分と10億円の劣後部分で調達しても優先部分にAAAの格付けが取れるのではないか?」
ここで少し考えて欲しい。そもそも、なぜ元からある80億円の優先部分になぜ、AAAの格付けが付いたのか?それはその下に20億円の劣後部分があるからであり、その劣後部分をどれほど優先・劣後で細分化しようが、その一部を切り出してAAAの格付けをつけても、最初の80億円についているAAAの格付けとは根本的に意味が違うのである。
私は決して証券化のプロではない。その私でもわかることが、なぜ、格付けのプロでもわからないのか、ここが今でも私にはわからない事なのである。