みなさんこんにちは。境界知能当事者ノミです。
今回は、
【非常食】干し飯を作ってみよう【防災】
についてのお話です。
このような方におすすめの記事です
・防災について考えたい方
・日常的に備えをしたい方
・山登りをする方
干し飯とは、何者?
干し飯とは、「ほしいい(ほしい)」と読みます。
正体は乾燥したご飯のことで、糒、乾し飯と書き、餉(かれいい・かれい)とも呼ばれています。
イメージとしては、炊飯器についた、カピカピ・カッチカチのお米ですね。
防災コーナーでも様々なアルファ化(糊化)されたごはんが売っていますが、いつもより多めにお米を炊いて干し飯を作るという、普段の延長線上で出来る手軽さが、とてもいいですよね。
また、アルファ化してあるので、水やお湯で戻して食べることができます。
日本では、平安時代から旅行食として記録が残っているようです。
戦国時代では、兵の携行食だったり、近代では宇宙食として捉えられてもいるようです。
豆知識 でんぷんのベータ化(老化)
糊化したでんぷんをそのまま放置しておくと、老化(ベータ化)が起きます。
ご飯の場合は、冷やご飯のことですね。
冷やご飯はボソボソ感がありますが、糖値値の上昇をゆるやかにし、難消化性でんぷん(レジスタントスターチ)の状態により腸内環境を整えることもできるようです。
作り方
- ご飯を炊く
- ご飯を干し網に乗せて干す(できるだけ重ならないように広げたほうが、乾燥しやすいです)
- 乾燥してカリカリになっていれば完成!
虫やほこりが入らないよう、ご飯を乗せた後はジッパーを閉じて乾燥させます。
保存期間
ネットの情報では、20年(!!!)保存可能という記載も見られます。
私としては、乾燥させてはいますが、できるだけ早めに食べた方がいいかなと、思っています。
小分けにして保存。写真は玄米の干し飯。
今回は、
【非常食】干し飯を作ってみよう【防災】
についてのお話しでした。
干し飯は、普段のご飯を多めに炊くだけで、特段手順を追加したり、準備することもありません。
寒いときや、普段とは違う環境のとき。
暖かいものや食べ慣れている味が、なによりもホッとするかもしれません。
日常の延長線上で出来る手軽な防災食ですので、よろしかったら作ってみてくださいね。
それではまた!
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