みなさんこんにちは。境界知能当事者ノミです。
 
今回は、
【これって思い込み!?】「物と縁がなかった」
のお話です。
 
 
自分の特性上、
前後の文によって単語の意味が決まる会話や、
その単語字体の意味ではなく
裏の意味を示す会話、
そのような会話を理解することが難しいです。
 
なので、
言われた言葉を
その単語の意味通りで受け取ってしまったり、
何気ない言葉でも、「すべてに当てはまるんだ!」
と捉える傾向が自分の中にあります。
 
「客観的になる練習として
少しずつ書いてみようかな」
と思ったので今回記事にしてみました。
 
気付く側の自分としては目から鱗状態なのですが、
こんなこともあるんだな~という感じで
読んでいただければと思います。
 

 

「〇〇(物)と縁がなかった」

 

縁がなかったという言い方は
自分に金銭的不都合や不安が起こらない時、
被害額が少額のときに
自分をなぐさめるときに使う言葉のようです。
 
例えば、
クレジットカードやお財布、
免許証を落としてしまったときに
私は以下のような話を聞いたことがありません。
 
「クレジットカードとは縁がなったから諦めましょう」
 
「お財布は必要ないから消えたんですよ」
 
「免許証は自分の身を守るために
身代わりとしてなくなったんです」
 
もちろん私が知らない、
正しく検索が出来ていない
という可能性も十分にあります。

 

気付いたタイミング

 

このような考え方に気付いたのは、
私が外出先でネックレスを落としたかもしれない
と気付いたときでした。
 
後日、同じ場所に戻って探したりもしましたが
結局見つからず、諦めたことがありました。
 
ある日、
「何か探し出す良い方法はなかったんだろうか」
と思いだし、検索をしていました。
 
すると、検索ワードで
「縁がない」という考え方に出会いました。
 
ネックレス、指輪、イヤリングなどは、
縁がないから諦めましょう
という考え方が多かったです。
 
ふと、
「免許証やクレジットカード、お財布などを
落としてしまった時はどうなんだろう?」
と思い、検索をしてみました。
 
…。
 
どうやら、
免許証やクレジットカード、
お財布などの貴重品の紛失は
「縁がなかったんだ」とは呼ばないようです。
 
「そうか、縁がないと言う言い方は、
自分に金銭的不都合や不安が起こらない時、
被害額が少額のときに
自分をなぐさめるときに使う言葉なのか」
と驚いたことがありました。
 
この言葉は
大抵の方には通じる・理解ができるようですが、
私には難しい言葉でした。
 
おそらく、この言葉の前後には、
上記の「金銭的不都合や不安が~」という
注意書きや条件・お約束が書かれているのでしょう。
 
ですが、私には見えず、分かりませんでした。

 

 

 

 

今回は、
【これって思い込み!?】「物と縁がなかった」
のお話でした。
 
思い出しながら記事にしていき、
少しずつ周りとの解釈の違いについて
理解が出来たらなと思います。
 
このような考え方を持つ人も
「みんな」の世界で生活をしています。
 
 
 
それではまた!