今日はちょうど16歳の誕生日を迎えた女の子にちなんで、こんなオールディーズを紹介します

原題は、Happy birthday sweet sixteen
お兄ちゃんから年下の幼なじみの女子をお祝いする歌です

リリースは昭和36(1961)年、ニール・セダカの、そしてオールディーズの代表作の一つですが、日本でも弘田三枝子や伊東ゆかりが日本語詞で大ヒットさせています
私の気に止まったのはルー大柴が歌っていたからでしたがw

前回のマイ・ライフ以上に教科書に載ってていいくらいわかりやすい英語詞なので、またやってみましょう、リピートアフターミー笑

Tra la-la-la-la la-la-la-la
Happy birthday sweet sixteen

イントロがド・レ・ミ だけなんですよね
超シンプル、でもこれで十分
歌い出すと一気に「あーオールディーズ」という爽やかで心地よい空気が広がります
「16歳おめでとう」

Tonight’s the night I’ve waited for
Because you’re not a baby anymore
You’ve turned into the prettiest girl I’ve ever seen,
Happy birthday sweet sixteen

今夜は僕が待ち焦がれた夜
だって君はもうベイビーじゃない
変身しちゃったよ、今まで見たなかで一番可愛い子に

What happened to that funny face
このへちゃむくれに何が起きたんだ

My little tomboy now wears satins and lace
僕の可愛いおてんば娘がサテンの服とレースを着てるなんて

I can’t believe my eyes you’re just a teenage dream
Happy birthday sweet sixteen
自分の目を疑っちゃうよ、君は最高の女の子
16歳おめでとう

When you were only six I was your big brother
Then when a you were ten we didn’t like each other
When you were thirteen You was a funny valentine

このくだり面白いですね
6歳、10歳、13歳と、いつも一緒にいた妹のような子との交際関係を語ります
なお日本ではお兄さんでなく女性からの目線の歌詞なのでここは全削除、全く関係ない詞がついています

君がまだ6歳の頃、僕は君のお兄ちゃんだった
10歳の時はお互いに嫌っていたよね

そして13歳で「僕のファニー・ヴァレンタイン」と評されていますが、JOJOのラスボス化したのではありません
ブサイクだけど(形容詞)+愛しい人、とするこの表現はスタンダードナンバーのタイトルにもあります

But since you’ve grown up Your future is sewn up
From now on you’re gonna be mine, so

sew は縫う、sew△on〇は△を〇に縫い付ける、from nowは順番を変えて言ってるだけなので、

でも君は十分が成長したので、今をもって君の未来はもう決まった、僕のモノになるんだって

ここはアメリカ人すげーな、というセンスですね
割とシャイなお兄さんかと思ったらいきなり来ましたよ
女は奪い取るモノ、この程度でドン引きかい日本人?HAHAHA、という感じでしょうか
今だと相手の心情を尊重せず年上の立場を利用して性交を要求するオンナの敵としてボコボコにされ放送禁止運動が起こるかも笑

If I should smile with sweet surprise
It’s just that you’ve grown up before my very eyes
You’ve turned into the prettiest girl I’ve ever seen
Happy birthday sweet sixteen

if I should のshouldは、if(仮定)を強調する役目です
smile withのwithは、「〜と共に」に縛られがちですが、〇〇に笑っちゃう、ぐらいの感覚ですね

この素敵なサプライズに僕が笑顔になってたら
それは僕の目の前でこんなに成長した君のせいだ
変身しちゃったよ、今まで見たなかで一番可愛い子に
誕生日おめでとう、素敵な16歳の君

 

 

アメリカでは州によって異なりますが、現在でもほとんどの州で女子は16歳から親の同意があれば結婚できます、歌ではそこまで示唆しているんでしょうかね?