愛する猫がいなくなるのは、寂しい淋しい心にポカンとあいたままの穴になにか詰め込んで、穴を埋めるよ。何かは何でもよくて、一時をしのぐ。

 

夜勤明け、昨日は奈良に引っ越す前の家に行って、爆睡してしまった。眼鏡を買いに行った。大阪の家で焼きそば食べて、風呂入って眠くなって、また爆睡。。。結局朝奈良に帰ってきた。玄関で待っててくれていたのは2週間ほど前から、餌をもらいに来る、ミッシェル似の猫ちゃん。手を差し出せば引っかかれる。

 

黄美子はベランダで爆睡。。。

 

今あたしは、介護の仕事をしている、短い夜勤を週4回。夜勤は、煩わしい職員とのかかわりが あまりないから好きだ。ったが、いま、いじめられてる気がする。社員に呼ばれて、のみちゃんは機嫌が悪いと、ものにあたって、扉を閉めるとき大きな音をたてて、周りを怖がらせる!。朝の食事の洗い物をしてるのを見たことがない!。話ばっかりしている!。などなどいわれた。

大きな音がでる扉はあるが、故意ではないわ!、洗い物は15分やそこらで終わる、私がサービスに利用者様の部屋に行っている時間。サービスのない人が洗っていることが、いけないのか。話す相手はいない。

次々、言い訳をかました。。。

ああめんどくさい。あほくさい。一緒に仕事している人が、のみちゃんはこんなにひどい人、と社員さんに言っているからこうなるのだろう、な。いじめられているんじゃなくて、私がいじめてるんじゃねぇの?????

社員は私の意見も聞いて、面談は終わったのである。

ついでに、会社のパソコンのアイコンとか、開けてないやんな?!と聞かれた。掃除表と食事表しか開けてないの。だって、開けたら開けた記録が残るのわかってるし、開けないよ。。。

翌日も翌日も一緒に夜勤してる男は、社員が出勤してくると、待ち構えていたかのように夜勤の報告をする。わたしが知らんことも話しているよ。自分だけが働いているように聞こえるが。。。。。

まぁいいわ。。。

ホントのところ、奴が犯人(?)かどうかわからんしな。

サスペンスなら、犯人と思われるのは犯人ではないからな。

しかし10中9は奴だわ。

 

 

 

 

 

 

 まさに久々のブログです。

たー坊はミッシェルとラッキーのいるところに旅立ってしまい、三毛子が家出をし1年半、生きているのか、たー坊と一緒にいるのか、ひもじい思いをしていないか、寒くないのか、、、、そんなことばかり考えてしまう。この胸の痛みは、想像していた痛みと違って、傷口はとても小さくて奥に深い。

 

 

私は自分でも驚くが還暦を迎えた。何も変わらない。ただ、19から20才になったような、希望っぽい感じじゃなくて、悟りというかなんというか、ピーターパンはちゃんとした大人で子供を演じていたんだろうな。子供のままで生きていくことはできないんだよなぁ~。わかってたんだけどさ。うまいこと見つけられなくて、相棒を、さ。

誰でもよかったなら、結婚していたわ、と言ってみることもあったけど、さ。おらんかったんよ、一緒に暮らしたいと思える人は。だから独りなのよ。。。

 

 

 

 

今日は選挙でした。

奈良のここら辺は大きな家が多くて、小学校へ行く道すがら、すれ違う人がホント居なくてビックリしました。

ター坊が死んで1か月がたちました。

1か月もター坊を見なかった日はなかったな。

電車に中で、待ち受け見ながら泣いたな。

 

ター坊13歳

三毛子12歳。黄美子も姉妹で12歳。

今日は三毛子のお話を、

生まれて半年ぐらいのとき、去勢、女の子もこれでよかったのかな。その手術をしました。

三毛子のお腹には7匹の子が宿っていました。子供が子供を産めるわけはなく、手術のときにそのことを聞きました。膿盆に7つの輪がシャボン玉のようにありました。

息をしていたからあんな風に膨らんでいたのかな、と大分たってからそう思いました。

生きていた子が死んだときのように葬ってくださいとお願いしました。

一緒に保護した兄弟の雄猫との子ですから、血が濃すぎて生まれてもかわいそうな子になっていたかもしれません。(先生)

そして、三毛子はまだ小さくて、子供を産める身体ではなかった。(先生)

そんな話を聞いている最中、

「先生!」と呼ぶ声。

私も一緒についていきました。

診察台なのか、手術台なのかわからない台の上で、目が開いたまま、舌をだしている。三毛子がいました。

目にはうっすら幕が張っているような、焦点が定まっていない、目です。

当時最愛のミッシェルの最期のときの顔と同じだと思いました。

 

三毛子が死んだ。

今から連れて帰るはずの三毛子が息をしていない。

先生はベロを引っ張ったり、ストロで空気を入れてり、して、帰ってこいって言っていた。

私は何度三毛子を呼んだんだろう。

三毛子

三毛子

 

みけこぉぉぉぉぉぉぉぉぉ

 

10回、20回。

分からない。とにかく、呼びまくった。

その時、楽しく長生きできるように、こんな痛い思いしたんだよ。

死んだらあかんやん、なんで死ぬんや。

いたずらしてもいいから、何しても怒らへんから、

今死なれたら、つらい。

ずるいと思うかもしれんけど、つらい。

先生も、私も、三毛子から離れた。

大声の私が黙っただけで、とても静かだ。

みんなが三毛子を見つめる。

 

鼻がぴくっとして、ベロが口の中に入る。

帰ってきた。

呼んだら帰ってきた。

先生はこんなんは初めてや、と言われた。

 

 

三毛子はとてもかわいい声で、鳴く。

三毛子あんた今日死んだんやで。でも、戻ってきた、長生きせなあかんよ。

 

 

あれから11年か。

人間でいうなら、芸術大の彫刻科専攻の芸術家になった。

家の柱や、壁は見事な三毛子先生の彫りが刻まれている。