CJフードビルの韓国料理ブランド「bibigo」は今月5日、中国・北京市内の4店舗で新メニューとして、フライドチキンとビールのセットメニュー「チメクセット」を発売した。「チメク」はチキンとビール(韓国語でメクチュ)を組み合わせた造語で、韓国ではビールのつまみとして定番のメニューだ。同社は「最近中国でチメクの人気が爆発的に高まっているため、メニューに追加した」と説明した。 上海市で韓国人住民が多い虹泉路周辺の韓国料理店は、押し寄せる中国人客でごった返している。チキン店の前には数十メートルの列ができ、サムギョプサル(豚バラ肉の焼き肉)やトッポッキ(棒状の餅を甘辛く炒めた料理)の店も大混雑だ。現地在住の韓国人、ホン・ミジンさん(37)は「チキンを買うのに1-2時間待ちは当たり前。注文が殺到しているため、このあたりのチキン店は出前の電話を取らないほどだ」と話した。■韓ドラが火付け役 中国でチメクブームが起きたのは、先月27日に韓国で最終回を迎えた人気ドラマ『星から来たあなた』(SBS)がきっかけだ。女優のチョン・ジヒョン演じるヒロインが「雪の日にはチメクに限る」というセリフを放つと、中国ではたちまちチメクブームが起きた。このドラマは中国のインターネット上で爆発的な人気を集めている。 香港紙明報は、韓国ドラマのおかげで鶏肉の消費が増え、鳥インフルエンザに苦しんでいた家禽(かきん)市場の回復を助けたと伝えた。 中国に進出した韓国の外食・流通業者も『星から』特需を享受している。CJフードビルのベーカリーブランド「トゥレジュール」は、劇中の男性主人公を演じたキム・スヒョンをモデルに起用したため、売り上げが急増した。 中国国内のトゥレジュールの店舗に置かれたキム・スヒョンの写真入り広告の前は、記念写真を撮る中国人で終日混み合っている。CJフードビルによると、『星から』の放送後、トゥレジュールの売上高が北京地区で30%、上海地区で40%増えたという。中国各地に150店舗を展開する「BBQ」でもチキンの販売が30%以上伸びた。
ロッテマートでは、「巨人チキン」という商品名のチキンバスケットが華東地域77店舗で今年1-2月、前年同期比125%増の売れ行きを示した。ビールの売り上げも70%伸びた。ロッテマート中国法人は今月12日からチキンバスケット1個と青島ビール6本を同時購入すると、価格を25%割り引く「チメクマーケティング」を展開する。 中国のホームショッピングチャンネルは、テレビやノートパソコンなどのデジタル家電を販売する際、画面に『星から』の映像を流している。業界関係者は「ドラマがものすごい人気なので、短時間露出しただけで注目度は相当なものだ」と話した。■韓流、第2のピーク目指せ 中国メディアは最近、『星から』ブームが引き起こすさまざまな社会現象を連日報じている。福建省アモイ市の化粧品工場では、ドラマの最終回が放送された先月27日、従業員の休暇申請が殺到し、操業を1日休んだ。朝鮮王朝時代の古典小説『九雲夢』は、『星から』で男性主人公が紹介したことがきっかけで、中国語訳が売り切れた。「ガールフレンドがドラマのせいでチメク漬けになっており、健康が心配だ」という男性の愚痴を紹介した記事もあった。 中国の最高指導部も『星から』ブームに言及した。中国の権力序列6位に当たる王岐山・共産党中央紀律検査委員会書記は、5日の全国人民代表大会(全人代=国会)の北京市代表団会議で、「韓国ドラマが中国を占領する主な理由は、伝統文化を昇華させているからだ」と語った。 中国では過去に韓国ドラマ『宮廷女官チャングムの誓い』が韓流の火付け役となったが、『星から』のおかげで韓流が第2のピークを迎えているとの見方もある。上海の韓国人街は『星から』ブームで商店が活気づいている。 上海韓国人会のキム・ソンチョル局長は「面積200平方メートルの炭火焼き肉店の月額賃料が6万元(約101万円)から20万元(約337万円)に跳ね上がったケースもある。最近の韓流を外食業界の好況にとどまらず、中国に進出した韓国企業にとっての追い風としていかなければならない」と指摘した。
ロッテマートでは、「巨人チキン」という商品名のチキンバスケットが華東地域77店舗で今年1-2月、前年同期比125%増の売れ行きを示した。ビールの売り上げも70%伸びた。ロッテマート中国法人は今月12日からチキンバスケット1個と青島ビール6本を同時購入すると、価格を25%割り引く「チメクマーケティング」を展開する。 中国のホームショッピングチャンネルは、テレビやノートパソコンなどのデジタル家電を販売する際、画面に『星から』の映像を流している。業界関係者は「ドラマがものすごい人気なので、短時間露出しただけで注目度は相当なものだ」と話した。■韓流、第2のピーク目指せ 中国メディアは最近、『星から』ブームが引き起こすさまざまな社会現象を連日報じている。福建省アモイ市の化粧品工場では、ドラマの最終回が放送された先月27日、従業員の休暇申請が殺到し、操業を1日休んだ。朝鮮王朝時代の古典小説『九雲夢』は、『星から』で男性主人公が紹介したことがきっかけで、中国語訳が売り切れた。「ガールフレンドがドラマのせいでチメク漬けになっており、健康が心配だ」という男性の愚痴を紹介した記事もあった。 中国の最高指導部も『星から』ブームに言及した。中国の権力序列6位に当たる王岐山・共産党中央紀律検査委員会書記は、5日の全国人民代表大会(全人代=国会)の北京市代表団会議で、「韓国ドラマが中国を占領する主な理由は、伝統文化を昇華させているからだ」と語った。 中国では過去に韓国ドラマ『宮廷女官チャングムの誓い』が韓流の火付け役となったが、『星から』のおかげで韓流が第2のピークを迎えているとの見方もある。上海の韓国人街は『星から』ブームで商店が活気づいている。 上海韓国人会のキム・ソンチョル局長は「面積200平方メートルの炭火焼き肉店の月額賃料が6万元(約101万円)から20万元(約337万円)に跳ね上がったケースもある。最近の韓流を外食業界の好況にとどまらず、中国に進出した韓国企業にとっての追い風としていかなければならない」と指摘した。
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