昨日、ジョージが通っている
インターナショナルスクールから
電話がかかってきた・・・
「ジョージくんの態度が悪いので
今日は クラスには
入れることができません。」
私は、慌てて、車に飛び乗り、
スクールに向かった。
危険だからしては いけない
と決まっていることを
注意しても きかなかった
というわけである。
新学期が始まり
新入生が 入り、
浮き足立っている今日この頃。
お調子者のジョージは
いつも以上に
ハメを外してしまったようである。
まさか、クラスに入れてもらえず
母親を交えての面談になる
そんな事態になるなんてことに
考えが及ばなかったゆえの
ジョージの行動だったのだろう。
空いている教室に入り、椅子に座る。
校長先生と教頭先生
そして 私とジョージ。
お二人は ジョージが
スクールでどんな行動をとってしまったのか
そして
どうして それがいけないことなのか
私とジョージにわかるように
冷静に状況を説明してくださいました。
事態が大きくなってしまい
一度、曲げてしまったへそを
自分で 真っ直ぐに直すことは
今の彼には難しく
話し合いの場でも
ずっと 不服そうに
すねた顔をしていたジョージ。
そんな彼に
スクールの校長先生と教頭先生は
「君は 基本は いい子だ。
いいところをいっぱいもっている
すばらしい子だ。」
とおっしゃり、続けて・・・
「ジョージくんは、いつも明るくて
クラスのムードメーカーでしょ。
先生が出した問題が難しくて
みんなが、だまって 下を向いちゃったときに
いつも一番に 元気に 自分が思っている答えを
言うのはジョージでしょ。
ジョージがいるから、
クラスの雰囲気が よくなるって
助かるって担任の先生がいつも言ってるよ。」
「新しい子が クラスを見学にくると
いつも いろいろ 親切に教えてくれて
面倒をみてくれるのはジョージでしょ。
だから、私は、いつもジョージに
新しい子のことをお願いねって言えるんだよ。」
「先生が出した課題をわからない子がいたら
ジョージは、その子のところに行って
その子が 恥ずかしくならないようにそっと
わかるように 説明してくれてるでしょ。
先生は、ジョージのその優しいところが好きだよ。」
「ジョージは、ここにくると
ずーっと 英語で話してくれるでしょ。
日本人同士だと日本語を使う子が、ほとんどなのに。
ジョージが、英語しか使わないから、
ジョージの周りのお友達は 日本人同士でも
だんだん、ジョージのように英語だけ話すようになってきたよね。
君は、この学校で みんなにいい影響を与えてくれているんだ。」
など など・・・・
ここに書ききれないほど たくさん
親が恥ずかしくなるくらい
ジョージのいいところをみつけ
彼を ホメてくださいました。
(正直、辛口の私には
こんなことまでほめる材料にしちゃうの?
と思うこともありましたが・・。さすがです・・・)
ホメられているうちに
とんがっていたジョージの口が
横に広がり、ちょっと笑顔にかわりました。
そして 最後に
「生徒みんなに事故がないように、危険なことをしないように
そう思って 決めたスクールのルールが
ここには あるんだ。
先生は、みんなを守らなくてはならないんだ。」
「ジョージが 大好きだから、
このスクールに通ってほしいから
ルールを守らなきゃいけないって
わかってほしくて話しているんだよ。
今日、お話したことを自分で
よ~く考えてほしいの。
先生は、あなたに 会うのを
いつも楽しみにしているの。
これからも いつも
あなたに会いたいのよ。
ここに通ってほしいのよ。」
「君のことは ずっと大好きだよ。
今回は、少し、調子に乗りすぎて
自分でも収拾がつかなくなってしまったね。
君のいいところを私は
たくさん知っている。
だから これからも
君を大好きだと思う気持ちは かわらないよ。」
ホメて 認めて
母親として
子どもを育てる立場の人間として
考えさせられる場となりました。
あの状況で
こどもをホメて 認めることが
できる教育者が 私の周りに
どのくらいいるのだろうか・・・。
彼には彼の気持ちや事情があったはず。
それを聴いてあげなきゃ。
いやいや ここは
有無をいわさず、叱る。
ダメなものは 理由なく ダメ・・・。
原因は なんだろう・・・
私が 何か間違ったかな・・・・
スクールに向かう途中の車の中で
私の頭の中で
ぐるぐる回っていた対処方法・・。
今回は、スクールの先生方に
ヒントを頂き、
彼が まだ 赤ちゃんだったころ
私が理想としていた
子育てのあり方に
戻らせていただく機会となりました。
感謝・・・・・。
ひと昔前の日本人なら
やっばり 有無を言わさず
ダメなものは ダメ!
なんだけどな・・・・
こどもが納得いくように
すべてのことを説明することが
いいことなのか・・・・。
人生、すべてが納得がいくわけじゃない・・・。
そんなことを言うのは
親だけでいいかな。
ホメて 認めて・・・・
でも叱るときは 叱る・・・・
いろいろな対処方法が
あることに 改めて気付き
今回は、
ジョージが納得するように
でも
繰り返さないように
今後の彼の人生に
活かされる様に
親として
いろいろ考えた夜でした。
おかげで寝不足です・・・・