サウジから無事帰国。

洪水後に一旦は走り出した電車も、やはり欠陥があったようで、一部区間停止。

 

 

途中駅からタクシーで帰宅したのは深夜近く。

 

 

帰ると、「おかえり」「サウジどうだった?」と、そんなにサウジ行きを伝えていなかったけど

いつの間にか皆さんご存知で。

 

 

サウジ行きを広く伝えていなかったのには理由が。

 

ホステルに荷物を置いて出ると、何か取られるかもしれないと思い、限られた人にしか伝えていなかった。

 

2ヶ月も滞在していると、いつの間にか常連の域。

「しばらく居なかったけど大丈夫?」と、一応所在を気にしてもらえるようだ。

 

帰国すぐ、兄ちゃんAが寄ってきた。

「ベッドの改修をしようと思ってベッドをずらしたら物が落ちて、

ジュエリーBoxが @U$&(*O.... 誰かが持ってるかも... &Q@*P#。。」

「良く分からないんだけど今見に行った方がいいの?」

「君しだいだけど、もし物がないなら僕に言って」

 

とりあえず見に行くと、

ドリルを持った兄ちゃんBが、ベッドのカーテンを付け直している。

横には無造作に山盛りになった私の私物があり、シーツの上にはホコリっぽいDYIツールやらネジやら。

 

「ちょっと荷物の確認するから一旦中止してくれる?」

 

貴重品はスーツケースに鍵を閉めて置いているが、それ以外のものはベッドの上。

 

 

ジュエリーBox(と言っても安い日常使いのリングやらピアスやら)の箱は確かに見当たらない。

 

 

兄ちゃんAに戻り、

「ジュエリーBoxがないねぇ。高いものではないけど思い出が詰まったものだし警察に言うかねぇ」と聞く。

 

 

「確か誰かが持っていたと思う」ちょっと待ってて。

 

と、言って程なくして小さなジュエリーBoxと一緒に戻ってきた。

 

 

 

やっぱり、あんたかい。

くすねようとしたね😏

 

 

言いたいこともあったが、今後の関係もあるので、一旦飲み込んだ。

 

そこからやたらフレンドリーな彼。

 

少し会話をした後、夜中ではあるが、カーテンを付け替えてもらい、

シーツ替えをしてやっと床に入る。

 

酒のボトルやら、貴重品はちゃんとスーツケースに入れておいてよかった。

こんなカオスだけど、3ヶ月目からは金額交渉して更に安くしてもらった。

金額を考えたらこんなもんだろうな。

 

と納得しながら眠るドバイの夜。