長男が3年目の留学を延長するか決めるタイミングで、次男も留学したいと言い出す。


うーん。

じゃ、思い切って私も飛ぶかね。

ということで、以下を進める日々。


・長男は3年目ブリティッシュコロンビアに転校

・私も付帯家族としてビザ申請

・次男の新規ビザ取得




同じ国とはいえ、東から西へ5,500kmの旅となる。

そりゃもう一家大移動なので、毎日考えることがいっぱい。


色々進めていたとある春の日。

丁度春休みで、甥っ子たちを連れて沖縄でリモートワークをしていた時のこと。


我が家はエージェント付けずに留学していたが、時々ビザやホストファミリーの手続きで間に入っているバンクーバーのエージェンシーより教育委員からのメールが転送されてきた。


簡単に要約すると以下。

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長男が10代の少女を装い女装をしSnapchatアカウントを作成。
このアカウント作成の目標は親密な画像を受け取るためのもので、

不適切な男性の画像を受け取った。この時点で、これが私たちのすべてです。この問題は複雑であり、彼に刑事上の影響を与える可能性があります。

次のいずれかが当てはまる場合:
1.彼のデバイスに未成年者の画像があります(児童ポルノ)または
2.受け取った写真を共有するか、誰かに見せました。
この事象はRCMPに通知されました。

この時点で、彼と彼の家族が利用できる2つのオプションがあります。
1.彼はすぐに家に帰ることができます、または
2.彼はノバスコシアに滞在し、RCMPが完了するまで学校に通うことができます

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LGBTが進んでいる昨今、息子が女装をしているのであれば本人の自由。今までの息子の趣向を知っている親としては、少し驚きではあるがそれは尊重したい。このメールでは児童ポルノか受け取った写真を誰かに見せた証明があるのか?謎。


警察に通報したとのことなので、現地警察に連絡したところ、学校で美術の先生からこのような報告があったとは聞いているが、調査になるものではないのでそれ以上の捜査もファイリングも何もない。と。


これまでの事情を説明すると警察官も驚き、私も娘がいるが、息子さんを守るために法的処置など考えた方が良いかも、とアドバイスを受けた。


とりあえず、学校からの選択肢の2を希望した。


が。間に入った美季と名乗る中学高校の留学を専門のバンクーバーエージェントが、伝書鳩のような役目で、帰った方が良いと進めてきたり、「直接契約や金銭が発生してないので私は間に入らない」と言ったり。


学校にも、内容を確認してないのに何を根拠にその事象知り得たのか、オンラインで私も入るので再度ミーティングして欲しい。


と伝えたが、結局理由不明なまま3日間、なぜかまた連絡もなく別のホテルに隔離されその後強制帰国。最後ここの責任者とも話し、何が理由なのか聞いた時には、レッドブルを学校で売ったとか、ドラックのイメージ写真を持ってるとか、よくわからない説明で途中で切られた。


あとから双方のやり取りを全て公開されて分かったが、恐らく白人主義の美術教師が有色人種である息子の発言を取り違えて校長に報告。学校は調査するのが面倒だから手っ取り早く返したかったんだろう。調査を依頼しても取り扱わず、結局未成年の帰国をノバスコシアが法的に進める上で日本人のコメントが必要だったんだろうと思う。


このエージェンシーは、結局うちの子の気持ちよりも、ノバスコシア州との今後の取引を優先させたんだな。


こういうエージェンシーには依頼したくない。


結局その後は、ちゃんとブリティッシュコロンビアに入国できるのかを確認したり、弁護士に相談したり、精神的にも金銭的にもきつい日々が続いた。


息子は何が問題だったのかもわからないまま大泣きで精神的にも追い詰められたし、まぁ散々。


安かったのでノバスコシア州したけど、金銭的に余裕があるのであれば、間違いなく他の州を選んだ方がいい。前回の件といい今回といい、杜撰すぎ。


今回のようなことが他の留学生に起こらないことを祈る🙏


とても疲れた沖縄旅行でした。。