Body,mind&soul パーソナルインストラクターのパレオドクター崎谷です。
時々、医師たちがどのような考えを持っているのかを知るために、世代の違う医師たちの声を聞いたり、コミュニティの意見を見たりしています。
現代医療も沈んでいく日本と同じく斜陽産業になっています。
いや斜陽産業の先端をいっているといっても過言ではありません。
医療(介護も)は一般の人は7割と生活保護は10割税金に頼っているのですから、日本が沈めば現代医療の息の根も止まります。
それは医療現場にいると肌で感じることができるのですが、なぜそうなっているのかを俯瞰して見ることのできる医療関係者が依然として少ないことには驚きを隠せません。
構造的な問題があるので、その間違った構造の中で無理に適応したり(組織が存続できなくなるほどのリストラ)、努力しようとしたり(診療報酬の水増しだと因縁をつけられて逮捕される)すると益々全体の構造が歪んでくるのです・・・((+_+))。
私はすでに小泉内閣(安倍政権に次ぐ惨憺たる売国政治でした)が誕生した後の2004年に、現代の医療システムは持続不可能だと悟り、『患者見殺し・医療改革のペテン』という本を上梓(じょうし)しました。
その後も『医療ビジネスの闇』でロックフェラ―財団(その上には信長を謀殺したもっと恐ろしい組織がある)が創設した現代医療システムについて詳述しました。
医療ビジネスの闇―“病気産生”による経済支配の実態
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このような現代医療の構造的問題にも関連していますが、医原病(いげんびょう)という問題があります。
簡単に言うと、医療行為によってもたらされた病気です。
「脳腫瘍の抗がん剤39日間連続投与、副作用の影響で死亡」というニュースが流れていました。この抗がん剤は5日間連続で投与後、23日間投薬期間を空けることになっているものだったようです。
このニュースのタイトル自体が間違っていますね。
抗がん剤の主作用は細胞(正常細胞もガン細胞も)を殺すことです。したがって、正しくは
「脳腫瘍の抗がん剤39日間連続投与で死亡」
としなければなりません。
先日もガンで治療を継続されている方からご相談を受けました。
この方は、最初は大腸ガンで5年前に抗ガン剤投与のあと切除術を受けられました。手術前に抗ガンを投与されていたようですが、大腸ガンの大きさはほとんど変化なかったということでした。
その1年後に右肺にガンが発覚し、右肺1/3を切除されました。
そしてその1年後には左肺にガンが発覚し、左肺の半分を切除したそうです。
その1年後にまた右肺にガンがみつかり、右肺1/3を切除されました。
・・・・・・
そして今年になって、また1/3しか残っていない右肺にガンが見つかったのです。。。。。。。。
この時点でプロならば明らかに医原病を疑わなければいけません。
なぜなら、検査のための胸部CTの頻回被ばくに加えて、ガンに対する複数の手術は確実に細胞をガン化させるからです。
しかし、一流病院の呼吸器外科の担当医師は、
「あなたはガンになりやすい体質ですね。」と言ったそうです。
滝汗。。。。。。。。
「本来ならば今度の右肺もとってしまわなければなりませんが、それでは呼吸ができなくなるので、抗ガン剤を一生服用してください。。。」とイレッサという高価な抗ガン剤を処方されたということでした。
いま、その方は慢性的な下痢と湿疹に悩まされていますが、顔も青白く貧血も進んでいると思います。確実に多臓器に及んでガン細胞が増殖しているでしょう。。。。。
まだこの方は仕事をしながら抗ガン剤を服用されていましたので、つくづく体が元から強い方だと逆に感心した次第です。
すでに数十年前にゴフマンは、「医療へのアクセスによって心筋梗塞と乳がんが劇的に増加している」と警告しています。
医師をはじめとした医療スタッフも、現代医療という誰かが勝手に決めた枠(歪な医療制度、エビデンスレベルの低いガイドラインや治療指針)の中だけで思考していればよいというものではありません。
一人一人が自分の頭で自律して考えること。
その独立個人の結集が医療にならなければ、体制崩壊するまで沈没していくタイタニック号(いやオンボロ船)にしがみつくだけの醜態をさらすだけですね(これは現在の日本の象徴なのでしょうね。)
医療関係者や治療者は、自分の行っている行為がたとえ合法的であっても、それが医原病につながっていないかを深く自省する習慣をつけて欲しいと思います。
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