ここ数日は、6月末に出版される免疫本の最終校正と7月の北海道の講演のスライド作りに追われています(#^.^#)。

 

 

 

 

北海道の講演では、「エネルギ―代謝と不妊・更年期・月経前症候群」と題して再度、最新の研究結果も渉猟しながら、再構成しています。

(ホルモン療法などの是非についても詳しくお伝えしていきます。)

 

 

 

 

何度、勉強し直しても新しい発見があります!(^^)!。

 

 

 

やはり、その中で中心になってくるものは[ホルモン]です。

 

 

 

 

そのホルモンの変動によって人間の行動が変わるという興味深い研究が報告されていました(Adaptive Human Behavior and Physiology Online: 30 May 2018)。

 

 

 

研究対象は57~85歳の米国男性。

 

 

 

テストステロン、DHEAといったホルモンの値が高いほど、宗教的活動が低下したといいます。

 

 

 

私はテストステロン、DHEAをいつも「保護ホルモン」とお伝えしていますね。

 



これらのホルモンは「男性ホルモン」という間違った名称をつけられていますが、そうではありません。

 

 

 

女性の体内でも産生されているからです。

 

 

ちなみに、筋トレにおいて男性が摂取しているサプリがこれです。

 

それは筋肉量増強効果があるからですね。

 

 

 

これらのホルモンはいずれも抗ストレスに働きます。

 

 

 

このようなホルモンが高い人は「健康の場」にいると考えてよいでしょう。

 

 

 

心身が健康ならば社会システムの間違いにすぐに気が付きます(拙著『病はリポリシスから』にも掲載しました(^○^))。

 

 

 

 

このことがこの研究で取り上げた従来の教会を中心とする宗教活動を低下させている(簡単に洗脳されない)原因だと思います。

 

 



実は先日、ヨーロッパ人からも直接聞いたのですが、「教会を中心とする宗教をもはや誰も信じていない。誰もチャーチになんか行かないよ。」とはっきりと言っていました。

 

 

 

神の存在は信じているのか?

 

 

 

 

と私が聞き返すと、それは「yes」でした。

 

 

 

 

きっとこれらのホルモンの高い人は、一般的な宗教活動はしなくても、神の存在を信じていると思います。

 

 

 

 

 

心身が健康になると、私たちは「生かされている」存在であることに感謝の念が湧くからです(#^.^#)。