『基礎医学―糖のエネルギー代謝II』

 

11月5日(日)は基礎医学の「糖の代謝II」を大阪で開催いたします。

 

 

 

いよいよ糖が解糖系からミトコンドリアに入って二酸化炭素、エネルギーと熱を作り出すところまでを詳しく解説していきます。

 

 

 

なぜ糖からの電子をリレーしていく必要があるのか?

 

これを読み解くと生命体のエネルギ―代謝の基本が分かります。

 

糖質制限やストレス下で低血糖になると脳、赤血球といった糖・果糖依存の組織には、どうしても糖を供給しないといけません。そこで「身を切らして骨をたつ」システムが作動します。

 

それが肝臓(および腎臓)の糖新生です。

 

糖新生にはエネルギーを無駄に消費するだけでなく、エネルギ―代謝を回す最重要物質であるニコチン酸アミド(NAD+)も消費してしまいます。

 

糖尿病は細胞内でのニコチン酸アミドが欠乏しています。

 

同じく細胞内でのニコチン酸アミドを欠乏させるのが「アルコール」です。

 

 

アル中になると必ず低血糖になる仕組みも糖新生を理解することで分かるようになります。

 

なぜ糖以外のタンパク質、脂肪をエネルギ―源としてはいけないのか?

 

これは脂質とタンパク質の講義にまで及ぶ話ですが、一緒に考えていきたいと思います。

 

 

毎回、大阪が活発な質疑応答でリラックスした雰囲気で行っています。ほとんど質問と回答になる時もありますが!(^^)!、少しでもみなさんの健康に役立てればと思っています。

 

 

東京で聞き逃された方は、是非ともご参加いただければと思います。

 

 

 

 

参加される方は、前もってご質問をたくさん持参してきてくださば幸いです(#^.^#)。