30代・シングル女子の乳がんな非日常。 -35ページ目

30代・シングル女子の乳がんな非日常。

元気が取り柄の30代独身OL。
2015年1月、しこりもないのに乳がんと診断され、自覚症状ないまま全摘手術&16ヶ月間の抗がん剤治療後、二次再建。
治療ひと段落して始めた婚活からの、結婚しました!

いよいよ来週入院。
いよいよ来週手術。
いよいよ私の片乳がなくなる。
いよいよ自分の体が切り刻まれ、失われ、人工物が埋め込まれる。

覚悟しなきゃ、覚悟しようと思ってもできない。
どんな事態になるのか、頭ではわかっているつもりでも、全然心で理解できない。

もうこのままこれ以上の覚悟はできないのかもしれない、と思う。

あと今の私にできることはと考えたときに、
麻酔から覚めたときのショック状態をイメージトレーニングすることかな、とか思いながら
たぶん全然イメトレできていない。

1日のうちで病気と向き合う時間が着実に増えている。

見ないように、考えないように、何事もなかったように、いつも通りに、振る舞っていればやり過ごせた毎日が、いよいよそうはいかなくなってきた。

逃げたい。

でも逃げられない。
病院からの説明と、いろんな方のブログから自分なりの持ち物リストを作ってみました。

  ※後日ふりかえりはこちら  -入院時の持ち物(乳がん手術編) 役立ったもの、いらなかったもの。

・パジャマ(術後は手が上がらないので前開き推奨)
・靴下
・下着
・術後用ブラジャー
・羽織るもの(ストール・パーカー)
・滑りにくい履物

・お出かけ用ミニバッグ
・だてメガネ(花粉よけとすっぴん隠し)

・コップ
・ストロー
・MYお茶
・ウェットティッシュ
・S字フック


・タオル
・シャンプーリンス
・ボディーソープ(液体)
・お風呂用品
・歯ブラシ
・洗顔フォーム
・生理用品

・化粧水、乳液、美容液、パック
・リップクリーム
・化粧品

・ノートパソコン、ACアダプタ
・Kindle、本
・携帯電話各種充電器
・イヤフォン
・筆記用具

このくらいかなぁ。。
様々な術前検査に続いて、麻酔科で手術前の診察。

外来の人がほとんどいない、静まり帰ったフロアで、小さな受付窓口の奥に垣間見える手術台っぽい何か。
受付内には事務服のお姉さんではなくて、えんじ色のパンツスタイル作業着のナースが多数。全員頭にはヘアキャップ。

一気に緊張感が高まる。
頭の中が怖い、という感情でいっぱいになり、見ないように、考えないように、と避けてのほほんと過ごしている日常生活とのギャップに一瞬押しつぶされそうになる。

同じ待合室にいるのは親しい誰かの手術が終了するのを待つ人たち。
もうすぐ母がここでの待ち人になるのか。申し訳ない。

厳粛でやや重苦しい空気に、もうすぐ私にもその日が来るんだなぁ、と現実を突きつけられる。


本当の戦いは手術の後だよ、と言われており
頭ではわかっているし覚悟をしている、気がするけれど、やっぱり覚悟は全然できていないのかもしれない。

それ以前に人生初の入院&手術、自分の胸がなくなる、という大きな壁が私に向かって大きくのしかかってくる。

ああ、目が覚めて、「おはよう、それは全部夢だよ」、って誰か言ってくれないかな。