<医師のための専門情報サイトMTPro より>
40歳代への定期的なマンモグラフィ検診,今回も推奨されず
ただし「個別の判断で実施」を強調,USPSTF乳がん検診の勧告草案
http://mtpro.medical-tribune.co.jp/mtpronews/1504/1504075.html
アメリカの米国予防医療サービス対策委員会という組織が公表した「乳がん検診に関する勧告」の草案で、
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■50~74歳;2年に1回マンモグラフィ検診を推奨(グレードB)
■40~49歳:推奨せず
ただし、個人の考えや家族歴などの危険因子を考慮した上で
個別に判断する(グレードC)
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ですってー。
なんだとー!!!

もちろん、米国人と日本人では事情もリスクも違う、とありますが。
私は、30才から、毎年の健康診断で婦人科検診を受診している。
乳がん検診は、超音波、マンモグラフィーを交互に。
一昨年度、仕事と体重増加を言い訳に
健康診断のタイミングを引き延ばしたせいで、
2014年3月 超音波検査
2014年9月 マンモグラフィー
と結果的に半年に2回の健康診断を受けていることに。
にもかかわらず!
3月の検診では「異常なし」。
2年前のマンモグラフィーでも「異常なし」でしたが、
MRIや精密検査の結果、病変は左胸広範に広がっていて、
おそらくこの2年や3年で育ってきたものではないであろう、と。
私のがん細胞は、非浸潤性とよばれるものが大半で、しこりはなし。
それだけ見つかりにくいし自覚症状も全くなし(後の精密検査で浸潤ありと診断)。
なので、健康診断で検査技師のお姉さんが、
「石灰化が疑われるので」と何度も再撮影をされた時、
「めちゃ痛いのに、いじわるー

・・・のにガンだった。
選択の余地ほぼなく、すでに全摘を選ばざるを得ない状況だった。
マンモグラフィーでも見つけるのが難しく、
超音波ではさらにガンを疑ってかかった上での針生検時にも見づらく、
何度も細胞採取に失敗するほどわかりにくいガンだった
(ここで医師の技術にも疑惑と不安が発生したが)。
乳がんであることを女友達に打ち明けるようになってからは、
友達にも検診を受けるように強く、強く勧めている。
マンモグラフィーは怖いから、と超音波しか受けていなかったり、
乳がん検診はオプションなので、と一度も受けたことがない、
という子も多いのに驚いた。
祖母・祖父・親戚にがん患者が何人かいることもあり、
大切な人をつらそうな姿に変え、命を奪ってしまう
がんの恐ろしさを感じていたせいだろうか。
(会社負担のおかげでタダなら受けといた方が得じゃん、と言うのも大きい)
なんで今まで見つからなかったんだよー と思う反面、
このタイミングで見つかってよかった
検診を受けておいてよかった
見つけてくれた技師のお姉さん、本当にありがとう(無愛想で怖い人だったけど)
と思わざるを得ないわけで。
女性のみなさん!
乳がん検診、30才を過ぎたら(場合によってはその前でも)必ず受けてください!!
会社や自治体でもサポートしてくれているところが多いのではないかと思います。
私のような思いをする人が、1人でも少なくなってほしい。
心から。