羊毛とおはな の千葉はなさん。 | 30代・シングル女子の乳がんな非日常。

30代・シングル女子の乳がんな非日常。

元気が取り柄の30代独身OL。
2015年1月、しこりもないのに乳がんと診断され、自覚症状ないまま全摘手術&16ヶ月間の抗がん剤治療後、二次再建。
治療ひと段落して始めた婚活からの、結婚しました!

先日、36歳の若さでこの世を去った、「羊毛とおはな」ボーカルの千葉はなさん。

3月下旬、自分の死期を予感した彼女が、ファン宛に書いた手紙が公式ブログで公開され、
彼女もまた乳がんだった、ということを今日知った。

羊毛とおはなオフィシャルブログ「羊毛とおはな屋さん」
ファンの皆さまへ おはな


2012年7月、33歳の時に乳がんが発覚して手術。
その後は化学療法をせず仕事に復帰したが1年後に再発。
再発発見後は東洋医学、食事療法や漢方での治療を行いながらライブ活動を継続。
さらに1年後の2014年6月に再手術するも病状は悪化。
Quality Of Life をあげる治療に切り替え、4月に永眠。

発覚してから2年と9ヶ月。あまりに急だったのではないか。


化学療法を選択せずアーティスト活動の継続を選んだこと、

死を前にして、心が晴れやかで、悟り、ワクワクしている、とまで表現し、

自分のことを置いて、ファンに対してのお礼と愛のこもったメッセージ。


病気発覚から、手術や治療のこと、きっと色々悩んだんだろうな、
そして、覚悟をきめて、この手紙を書いた時の心境はどうだったんだろう。

メッセージを読んで、ズシンと来た。

共感、や感動、など一言では表せない複雑で入り交じった、でもずっしりした重みのある感情。


乳がんが死につながる重大な病気であること、またこの病気との闘いは容易ではないのだ、ということを改めて突きつけられた感じもある。


自分がはなさんの立場だったらどうするだろう。

いや、ある意味同じ立場でもあるし、違うようでもある。



はなさんの優しい柔らかい声、好きだったのにな。

ライブ、行きたかったな。

心よりご冥福をお祈りします。




そして私は、今の自分にできることを、まずは頑張ろうと思います。


さて、抗がん剤スタートまであと3日。