入院 DAY1 | 30代・シングル女子の乳がんな非日常。

30代・シングル女子の乳がんな非日常。

元気が取り柄の30代独身OL。
2015年1月、しこりもないのに乳がんと診断され、自覚症状ないまま全摘手術&16ヶ月間の抗がん剤治療後、二次再建。
治療ひと段落して始めた婚活からの、結婚しました!

本日入院。

気分が乗らず(当たり前か)、不安と吐き気に襲われながらスーツケースをガラガラひいて入院手続き。

このテンション、気分。
せめてもの救いが個室でよかった。
あと部屋からの眺めもまあまあ悪くない。

知らないおじさんと一緒の部屋とか、
看護婦さんからの指示や話を赤の他人に内容が丸聞こえとか、絶対ムリ。
病院も入院も初心者で何かと過敏になっている私にはきっと耐えられない。

明日からはあられもない姿になっていろんな人にいろいろ晒す身ではあるけれど、個室であることで気持ちがかなり救われている気がする。


入室してから、看護婦、食事の人、薬剤師、いろんな人が次々に入ってきては、いろいろしゃべって、チェックしては去っていく。

失礼しますーって声より先にドアがガラガラって開いてくるのが唐突で怖い。

いつ何が来て何を言われるかわからず、お茶を買いに行っていいタイミングも、トイレに入るタイミングでさえも悩ましい。

気分が悪いって言ったら、「遠足の前とか眠れないタイプですかー?」って楽しそうに言う看護婦さん、なんやねん。

今まで経験したことないことだらけ。

さーて、これからセンチネルの注射ですって。
撮影は1時間半後。

ドキドキが止まらないね、こりゃ。