文献紹介
ここまで、2024年に書き溜めてきた文章をブログという形で公開してきましたが、前回の投稿が事前にしつらえた内容の最後の物です。この投稿では、私が読了した関連文献を紹介します。今後も体裁を少しずつ手を加え、内容の整理整頓を進めていくつもりです。特に重要な情報源については太字で表示しました。陰謀論研究者側の関係の文献が多く、陰謀論者側の情報、例えば、武田邦彦、内海聡などの著作がないので公平性に欠けますが、後者側の書籍に私費と時間を投じるのは無駄なので手を出していません。●『週刊東洋経済』 2022年10/8号 雑誌 特集「宗教 カネと政治」●『世界 2022年12月号』 雑誌 2022/11/8●『中央公論2023年12月号』『陰謀論が破壊する日常』●『「正しさ」の商人』 情報災害を広める風評被害者は誰か 徳間書店 (林智裕、徳間書店、2022/3/18)●『この国を蝕む「神話」解体』 市民目線・テクノロジー否定・テロリストの物語化・反権力(佐々木俊尚、徳間書店、2023/9/28)●『When Prophecy Fails』 A Social and Psychological Study of a Modern Group that Predicted the Destruction of the World(Leon Festinger, Henry W. Riecken, Stanley Schachter著, Wilder Publications, 2015/6/10, 初版:1956/1/1)『予言がはずれるとき』この世の破滅を予知した現代のある集団を解明する (Keisoコミュニケーション)(L.フェスティンガー , H.W.リーケン, S.シャクター著, 水野博介訳、勁草書、1995/12/5)※二冊は同じ本です。Kindle版が廉価なので原著を購入したのですが、日本語版の訳者あとがきを読みたくなったので日本語版は図書館で借りました。(日本語版は高価でKindle版もありません)●『差別の教室』(藤原章生、集英社、 2023/5/17)●『ざんねんなインターネット 日本をダメにした「ネット炎上」10年史』(ひろゆき(西村博之)、扶桑社 、2023/3/29)●『情報パンデミック あなたを惑わすものの正体』(読売新聞大阪本社社会部、中央公論新社、2022/11/8)●『あなたを陰謀論者にする言葉』(雨宮純、フォレスト出版、 2021/10/8)●『ネット右翼になった父』(鈴木大介、講談社、2023/1/19)●『嘘みたいな本当の話はだいたい嘘』(ロマン優光、コアマガジン、2022/9/16)●『代替医療解剖』(サイモン・シン、エツァート・エルンスト、新潮社、2013/9/1)●『フェイクニュースの見分け方』(烏賀陽弘道、新潮社 、2017/6/15)●『黒化する世界ー民主主義は生き残れるのか?』(北野 幸伯、扶桑社、2022/9/9)●『母親を陰謀論で失った』(ぺんたん、まきえりこ、KADOKAWA 、2023/2/16)●『学校に入り込むニセ科学』(左巻健男、平凡社、2019/11/18)●『統計でウソをつく法』(ダレル・ハフ、講談社、1968/7/24)●『国民の眠りを覚ます「参政党」』 (吉野敏明、神谷宗幣、青林堂、2022/2/5)※青林堂は、私の年代では、白土三平、つげ義春や蛭子能収でおなじみの『ガロ』を出版していた出版社という存在ですが古谷経衡氏の『シニア右翼』を読むと今は右翼系の出版社になっていることが書かれています。私が高校時代に同級生が、当時『ガロ』の関係者とトラブル?になったと思い込んでいて「右翼の編集者が・・・」と話していたことを覚えています。しかし当時の『ガロ』のファンはどちらかというと左寄りでした。その後の「右傾化」については日本語版のWikipediaに経緯が書いてありますが、左でも右でも程度問題(”ガー化”するかどうか)ということだと思います。●『日本をこう変える 世界を導く「課題解決型国家」の創り方』(松田 学、方丈社、 2022/2/21)●『インターネットはからっぽの洞窟』(クリフォード ストール著, 倉骨 彰訳、1997/1/1)●『天皇と東大(1) 大日本帝国の誕生』 (立花隆、文藝春秋、2012/12/10)●『もうダマされないための「科学」講義』 (菊池 誠、松永 和紀、伊勢田 哲治、平川 秀幸、飯田 泰之、光文社、2011/10/14)●『陰謀論 民主主義を揺るがすメカニズム』 (秦正樹、中央公論新社、2022/10/25)●『炎上社会を考える 自粛警察からキャンセルカルチャーまで』 (伊藤昌亮、中央公論新社 、2022/1/10)●『Z世代のアメリカ』 (三牧 聖子、NHK出版、2023/7/10)●『驚きの「リアル進化論」』(池田 清彦、扶桑社、2023/9/1)●『探究する精神 職業としての基礎科学』 (大栗博司、幻冬舎、2021/3/24)●『シニア右翼 日本の中高年はなぜ右傾化するのか』(古谷経衡、中央公論新社、2023/3/10)※シニア(に限らず人々が)がなぜ簡単にネトウヨ化(というか右でも左でも極化)するかについて鋭く深い分析がなされています。身もふたもない言い方ですが、最近は、こうした人々が単にバカなだけではないかと最近思うようになりました。シニアが極化しやすいのは日本の民主主義が未成熟だったとかいう高邁な話ではなくて、ただ老化のせい、あるいは若くてもネット動画ばかり見ていたせいで、もともとバカだった人は更にバカに、かつてはマトモだった人も単にバカになってしまっただけなのでしょう。この著書の本文中に出てくる「H君」や「名誉教授」系の事例はその典型だと思うようになりました。