今日は朝からウォーキングに行く予定だったが、仕事で横やりが入り終日家で缶詰。仕事に追われる。キリギリス的人生を送っているものの、たまにはアリにならなければならない時もあるのだ。

気分転換にペナンの親戚たちと共に「Sushi King」なる日本料理屋にでかける。普通は私は海外ではめったに日本食を食べることはない。大体がっかりする場合が多いし、あまり日本食シックになることがないためだが、たまには他国で母国の食事を食べに行くのもカルチャーショックになって楽しい。

名前はスシとついているが、スシ一本では売っていない料理屋だ。生ものへの抵抗がある人々に対応して、うなぎのかば焼きやコロッケ、イカの姿焼、ほっけなど居酒屋的メニューも豊富だ。味は全般的にそれなりに美味かったが、一ついただけなかったのが、醤油。

醤油らしきものが2種類あった内の1種類は甘辛団子のあのタレのようなあまーいとろみのある醤油(と呼んでいいのだろうか…?)ともう一種類はサラサラの普通の醤油、と思いきやこれも日本のに比べてほんのり甘い。これには甘いものが苦手な私は辟易。でも、地元のマレーシア人はこの甘い醤油が大好きなのだそうだ。これに緑色のワサビを溶かしこみ、寿司につけて食べている。

寿司の方も、いわゆる日本の王道の寿司は少ない。卵やツナがふんだんに使われた寿司が多い。いわゆる刺身系の寿司は、サーモン、イカ、タコ、コハダ、いくらなどしかなく、日本一番人気のマグロは皆無だった。一緒に行ったママの兄弟のアデリーンによると、「マグロは魚のにおいが強いからあまり人気がないの。サーモンの方がこの国では人気があるのよ。」

マグロって魚臭かったかな…?と思いだそうとしたが、私自身もうずいぶん長いこと食べていないので思い出せなかった。

親族10人程度でたらぶく食べて13,000円程度。やっぱり安い。

親戚のおじさんのフランキーとパパは二人とも無難にうどんを食べる。寿司への免疫がない人はうどんに走るらしい。日本のうどん屋さん、意外と海外に販路がありそうです。

ちなみにこの「Sushi King」日本の殺虫剤会社フマキラーの元マレーシア法人社長の小西史彦氏が率いるTexchemの資本だそうだ。日本じゃ殺虫剤会社の名前で寿司屋をはじめたら、恐ろしくて誰も入らないだろうが、マレーシアでは実はこの会社が大きく幅を利かしていることが分かる。町を車で走っているとよく目にする「Follow Me フォローミー(ヘンな字体のカタカナでも表記されている。日本ブランドというものか。)」という看板。シャンプーなどトイレタリー用品の製品を扱っているブランドらしいが、これも同資本。ペナンでも有名な金持ち住宅地にはフマキラー御殿と呼ばれる、小西社長のお城のような巨大豪邸が建っており、この土地でのその成功を物語っている。

やるな小西さん。

だが、「Sushi King」サービスはイマイチだったので、もっと頑張ってほしいものである。
寿司金ウェブ

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