40リットルパッカー -4ページ目

広州 11/7

9:00起床。

今日は、16:57分発の列車で南寧に移動する。

出発時間まで時間があるので、地下鉄で沙面へ向った。珠江沿いの埋立地で、地下鉄の駅(黄沙)から歩いて5分ほど。

アヘン戦争後にイギリスとフランスの租界となったことから、狭い島の中には洋館が多い。橋を渡って入っていくと、雰囲気が変わった。

                               

歩道が広く、綺麗で、大きい街路樹が並んでいる。しばらく歩いていくと、洒落た洋館が、スターバックスになっていて西洋人やら小奇麗な中国人がテラスに座ってコーヒーを飲んでいた。

                              


珠江方面に向う途中、東西に走る細い2本の道に挟まれるかたちで広がる庭園は、手入れが行き届き美しい。ベンチや噴水が多く設けられていて、休憩するにはちょうどいい。日陰になったベンチでしばらくぼーっとする。

周りをみると観光客が多い。多くの人が洋館などを撮影していた。

                              


珠江に出ると、川沿いにベンチがあり、年配の人が集まって中国語で話をしている。釣りをする老人も数名いた。




数時間過ごした後で、預けていた荷物を取りにホテルにもどる。出発まで2時間ほどあるが、広州駅前広場にはものすごい数の人がいると聞いていたので、その集まりっぷりを撮影する為にはやめに駅に向った。


地下鉄を降り、駅前広場に行く。

やっぱり大勢の人がいる。地面も人も汚い。

なんでこんなに人がいるのか?切符が買えないのか?地面に座って果物やカップラーメンを食べている人、シートを広げて寝ている人、みやげ物なのか売り物なのかわからないが、巨大な荷物をたくさん持っている人、いろんな人がそこにいた。治安がよくないと聞いていたが、制服を着た公安がたくさんいるので、しばらく撮影しながらうろついた。

                              

                         
駅の中に入るゲートは、行列ができるほど混雑しており、15分ぐらいかかって入場。深センのときと同様、入場前には切符の確認と、荷物のX線検査があるので、どうしても混んでしまうようだ。


広州駅は広い。そんなに多くの線路があるわけではなさそうだが、列車ごとに待合室が異なるので、指定された待合室まで移動しなければならない。

構内に入ってすぐに大きい掲示板があり、南寧行きは”第9候”という待合室の表示がでていた。歩いて5分ほどかかる。



途中に吹き抜けになった庭園があり座って様子を見る。人がうじゃうじゃ。カップラーメン、お菓子を食い、煙草を吸いごみを捨て・・・好き放題である。



その庭園を抜け、階段に2階に上がると、指定の待合室があった。南寧までは13時間ぐらいの夜行なので、待合室近くのキオスクで、お菓子と水を買う。

                              

                        

最初から人が多かったが、待っているとどんどん乗客が増えてくる。待合室の椅子には座りきれず、通路に座り始めた。出発1時間ぐらい前に駅員が、競艇場の予想屋が乗るような小箱に立ち、メガホンを使って何か言いながら、チケットのようなものを売り始める。何を言っているのか、何を売っているのか全くわからない。

そうこうする内に、第9候で待っていた人間が、一斉に走り出す。

                              


自分も走らなければならないのか、しかし出発までにはまだ1時間もある。ほとんどの人がいなくなり、待合室はガラガラになった。どうも一本前の列車だったようだ。

走り出したのは、寝台車両以外の乗客が、荷物置き場の確保の為であるのはたぶん合っていると思うが、その前に駅員が売っていたチケットのようなものは何だったのかはどうしてもわからない。

しばらくして待合室がまた人で埋め尽くされた。


10分ぐらい前に待合室からホームへ行く為の改札が始まった。ここでも切符を見せる。ホームに出て自分の乗る車両の方へ向う。編成車両の数が多く、しばらくホームを歩く。

                                


各車両の入り口には、乗務員が立っており、その乗務員に切符を見せながら列車の中に入った。



生まれて初めて寝台列車に乗ることとなる。



広州 11/6 

まずは、宿の確保と思い、地下鉄で移動と考えていた。

広州駅前は、どうも宿泊したくなかったのだ。


改札を出て地下鉄方面へ向かおうとしたとき、旅行社の宿紹介ブースを見つけた。机と看板だけの簡単なものだが、看板を見ると結構割引がある。地球の歩き方に載っていた値段の半額ぐらいで泊まれるようだ。





メモ帳に希望の価格と広州駅から地下鉄で2区間以内の条件を書き聞いてみる。英語は通じないので、漢字での筆談とジェスチャー?だ。適当に書いてもだいたい伝わった。


200元と160元の2つを紹介されて、160元の宿の方に地下鉄で向った。地下鉄は2元。お金を出す素振りをしなかったらコイン型の切符を買ってくれ、紹介してくれたおっさんもついてきた。

地下鉄で1区間、三元里という駅で降りる。地下道を歩いて地上に出ると、人力車のようなものに乗って客待ちしている集団がおり、その集団を抜けると、果物・焼き栗の屋台がいつくか出ていた。

屋台の後ろには、食堂もいくつかある。駅から2分ほどで目的の宿についた。ホテルだった。


念の為に部屋を先にみせてもらう。

普通クラスの日本のビジネスホテル並の清潔さで、部屋は広い。これで160元なら文句はない。ここに決めた。




カメラと貴重品だけ持って外に出る。広州はあまり観光客が見るようなものはないが、街の雰囲気を知るために近場を散策するつもりだ。

地下鉄で公園前駅へ。歩き方に広州一の繁華街と紹介されていた北京路に行くが、栄の街とそう変わらず面白くない。




何も買う必要がないのにデパート周りをうろうろしても仕方ないので、近くになにかないかと歩き方を見ると、500mくらい先に”六格寺”という寺があったのでそちらへ移動する。


広い道を歩くと人が多く、相変わらず避けない。信号はあるのだが、守らない。大きい交差点には、制服を着た交通整理人がいるが、無視して赤信号で渡っていく。

10分ほど歩いて、目的の寺に着いた。寺の周りには、線香などを売っている仏具屋が多い。寺の外の入場券売り場の周りには物乞いが何人かいる。入場料を払ったお釣りをポケットに入れる際、そのうちの一人と目が合う。

いままでみたことがないような中国人の笑顔をして、右手に持った帽子を動かした。足の悪い事を強調するように、左足はつま先立ちだった。こちらも笑顔のみで対応し、中へ入る。




寺に入ると静かだった。人もあまりいない。ごみも落ちてなく、木々もきちんと手入れされている。正面にある塔を越え、本堂の前に行くと、2人の女性が火のついた線香を額の前で持ち、膝をつけて拝んでいる。

少し脇に石造りの椅子とテーブルがいくつかあったので、座って汗を拭いた。

あまりふれなかったが、香港・広州とも暑い。11月で28度くらいある。待ち歩きには、タオルと水は欠かせない。


その位置から入ってきた門の方向を見ると坊主が数名集まっている。よく見ると携帯電話で話している奴がいて、その隣で話している坊主は、唾を地面に吐いていた。




塔に登る。9層構造で上の階に行くほど、狭くなっていく。昇っていく構造が、上階へいくには中にある階段を昇るのだが、次の階へ行く階段へは一度外へ出て180度真逆の階段で昇らなければならない。4階ぐらいまでは平気だったが、5階ぐらいから外の通路も狭くなり、怖い。

9階は、部屋も小さく通路も狭く、高いところが苦手なので足が震えたが、とりあえず撮影した。最上階から見た広州の街はビルが立ち並ぶ大都会だった。




三元里にもどって、駅の周りにいくつかあるうちの食堂に入る。店員が外に並んでいたので、看板に写真付きで紹介されているメニューの一つを指さし”辛くないか”と聞く。まったく通じないので、メモ帳に”辛”を書き、両手で×のジェスチャーをしたら頷いたので入ってそのメニューとビールを注文した。


辛かった。伝わっていなかったようだ。しかし、美味かった。ビール一本と合わせて18元(\270)なら許せる。

時間的に夕食にはまだ早かったのかもしれないが、客はあまりいなかった。その割に従業員の数は多い。半数は外で客引きしていた。




愛想がいい従業員が多かったので、満足してホテルに戻った。

中国本土へ 香港~深セン~広州 11/6

時差の影響か?5:00に目が覚める。

中国への出発の準備して、まだ少し早いため、散歩に出た。


まだ暗い道は、数人の男が、夜の賑わいで散乱したごみを掃除しているだけで、人はほとんどいない。

5分ほどで九龍公園にでた。老人が太極拳(たぶん)をしていた。


昨日は気がつかなかったが、大きい蚊が二匹描かれたポスターが2枚公園脇の壁に貼ってあった。字は読めないが、蚊の媒介する病気を警告しているのだと思う。やはり、蚊は危ないようだ。蚊取り線香は十分持ってきている。


9:00にホテルを出て、KCRの東尖沙咀駅へ向う。

この駅から国境の駅 羅湖まで行く。新しい駅で切符も日本で電車に乗る感覚で購入できる。羅湖まで73HK$(二等なら半額)で40分ほど。快適な電車であっという間に到着した。

















羅湖駅から深センは駅で繋がっており、人が歩いていく方向についていくと香港側のイミグレーションに自然に出る。多少混んではいたが、空港ほどではない。10分ほどで香港出国。



そのまま免税店のあるエリアを歩いて抜けると、すぐに中国側のイミグレーションに出る。いくつか入国書類を書くのかと思ったら、簡単な用紙1枚だけ書いてあっさり入国。今は15日間ならビザも要らないのでかなり楽に入国できた。


気が抜けるほど簡単に深センに入ることができた。スリ・ひったくりが多くあまり治安がよくないと聞いていたので、注意して歩くが、そんなに悪い雰囲気ではない。

出国してすぐに目に入る広場の左右には、大きいビルがいくつも建っている。人はそれほど多くない。ごみもそんなに落ちてない。広場をしばらく歩いた後、地下に降りるエスカレーターを発見し、降りていく。

名古屋の地下街ほど店舗はないが、床は綺麗に清掃されており、一定の間隔で緑地帯が設けられている。

結構、都会。




エスカレーターで地上に戻り深セン駅に向う。向うと言ってもすぐそこである。

駅の近くにATMをみつけたので、中国元を引き出す。簡単に中国元が出てきた。

他の人のブログなどで両替がめんどうと聞いていたが、このATMでの引き出しはかなり便利。ある程度の都市へ行くのなら、ATMでの引き出しが一番使えると思う。




中国なかなかよさそうだ・・・と思っていたが、やっぱり人はあまりよくなかった。この後、すぐに失望する。


■香港同様、人は避けない。向ってくる。

■駅の中でも平気で煙草を吸っている。

■そこらじゅうで唾を吐く。 


案内版にあった12:00発の深セン~広州行きの切符を買うために、メモ書きと100元を窓口に出す。メモには希望の購入希望情報を書いておいた。すぐに切符とお釣りが投げ返された。そう、投げ返されるのである。




しばらく待合室で待つ。時間になると乗客が一斉にホームへ行くシステムになっている。自由にホームには入れないのだ。この列車も全席指定で快適だった。新幹線とつくりが似ている。1時間で広州に到着した。

                                   


唐突だが、中国人には、日本で普通だと思うマナーがない。香港も同じ。上で書いたもの以外でバス・電車内でこの2日で見た光景。


■乗客のイヤホンから漏れる音はかなりでかい。

■携帯電話は、車内でかけるし、着信も取る。平気で大声で長時間会話する。

■電車内の販売員、駅のキオスクのような売店の販売員に元気がない。買っても礼はない。


携帯電話について言えば、着信音もやたら大きく、そこらじゅうで大声で話している。注意喚起のビラもなく、乗務員も注意しないことから、国を挙げてOKなのだと思う。もともと自分はあまり気にならないのでそんなに気にはならないが、日本なら殴り合いでも起きそうだ。


さて、広州。まだ13:00ちょいすぎだが、これからどうしようか。