社長が「てんびんの詩 」という映画を貸してくれました。
きみは商人の心ができていない。この映画をみて勉強しなさい!と社長(汗)


それで観ました。

主人公の少年は近江商人の家の長男。
ボンボンに育てられた少年だが、小学校の卒業祝いに父親がくれたのは


なな、なんと



鍋の蓋だった!(汗)



お前 今日から鍋の蓋を売りに行け
それが出来ないようなら跡取りにはなれない。
ダメなら土地をやるから百姓になれ。と、お父さん


昨日まで綺麗な学生服を着ていた少年は、
丁稚のコスチュームと天秤棒に乗せた鍋の蓋をアイテムに 行商に出たのでした。


そこからが苦労の始まり。
「売ってこい!」って言われたもんだから、
売る為に、あの手この手を考えて歩く日々。
恩に着せてみたり、
情けにすがろうとしたり、
他人の真似をしてみたり、
言う台詞をいろいろ考えてみたり、

数ヶ月がたっても1枚も売れませんでした(汗)

で、やっぱり映画だから最後にはちゃんと売れるんですね。

どうしたら売れるようになったか?


ある日、いつものように行商をしていたら
川に洗いかけの鍋と鍋蓋が置いてあった。
それを見て少年は「この蓋を壊して捨ててしまったら、買ってくれるんじゃないか?」と考える。
でもよく考えてみたら、
この蓋も自分と同じような苦労を経て売られたものかもしれないと思うと
壊してしまうなんてとんでもない。
少年は無性に鍋蓋がいとおしくなって川でゴシゴシ洗い始めた。

そこに持ち主のおばさんが帰ってきて、人の鍋に手をかけて怪しい奴だと思われるんだけど、
これまでの行商の話と、鍋蓋をいとおしく感じたという話をすると、
「まぁ 苦労したんだねー」っておばさん感動。
ぜひ鍋蓋を売って欲しいという話に。


感動のラストでした。
売れてよかった。

で、ナゼ売れたのか?
最後に売れた時は売ろうって気持ちは0%だったと思う。
売ろうと思っていた時は売れない。
売ろうと思わなくなった時に売れた。
これは、売るけど売らない、みたいな難しい話ですけど・・・(苦笑)

初めからまったく売ろうと思っていなかったら売れたか?というと
それでは売れるようにはならないだろう。
売ろうと思っていろいろ試行錯誤した結果、
自分の中に蓄積された何か?があって、

 この話の場合は「まぁ苦労したんだねー」っていわれるような経験?
 と経験を積むための時間の経過?

それらが臨界点に達したとき、売れるようになったんじゃないかと思う。
商人の心を手に入れたってことだろうか。
難しくてよくわっかんないけど(笑)


どうしたらその境地にまで到達できるか?と考えてみたら、
少年はいつ抜けるかも分からない霧の中を
投げ出さず手探りで歩き続けた訳で、
歩いていたらいつの間にか抜け出していた ということだと思う。
だから結局はどんな状況にぶち当たっても投げずに進んでいこう。
ってことかな。
いま考えられるのはここまで。