またまたちょっとご無沙汰な記事です。そしていつもと違った印象を持つ方もいるかもしれませんがタイトルが目にとまって来て下さった方、私の記事を読もうと来て下さった方、読んでいただけたら嬉しいです。
まず、私はもともと偏見や差別が大嫌いです。人を強く嫌う事もあまりなく、普段から誰とでも仲良くしたいと思っています。
それと同時に偏見や差別がなくならない世の中や、例えば私を強く嫌う人が居てもなんらおかしくないこと、誰とでも必ず仲良くなる事が難しいこともそれが必要ない事も知っています。それを前提にお読み頂けたらと思います。
実は今日、マンションの大家さんに用事があり電話をすると「実はね、苦情が何回も来てるの・・・」と大家さん。
それは
「子どもがうるさい」
というものだそうです。
大家さんはとても理解のある優しい方で、大家さん自身も3人のお子さんを育て上げていらっしゃり、子どもはしょうがないじゃない。と言って下さっていましたが、あまりにも何度もあったのか一度話さないと思っていたそうです。
実は前のマンションでも下の方が何度も直接「うるさい」と言いにきました。前回も今回も単身の男性です。
たしかに!たしかに我が家はとてもうるさい。5歳の長男と1年半違い(年子)の3歳の次男がおり、年が近くお互い幼稚な為にケンカもすごくするし、ふざけ始めたら「だめだよ」「しずかにしなさい」などは無視な上に結託してわざと走り回ったり奇声を上げたりします。私も人間ですし、家事、育児、仕事の時間が迫るなどの中で「いけませんよ」から「しずかにしなさーい!!!」という怒鳴り声、時に「何回言えば分かるんだよゴラァぁ!!!!!!!」というヤンキー母さんに変貌することも多々。(元ヤンではありません)子育ての日常の現実はそんなもんだと多くのお母さんは言います。
しかしながらなるべく周辺住民の方への配慮としてiPadやタブレットを駆使して1づつ与えて静かに過ごしてもらうなど、本来はそんなに長時間そういうものに触れて欲しくないと思いながらも環境への配慮をしながら家事を遂行させる為に与えたり、出来る限りなるべく外へ連れ出したりしています。
それなので私としては
最大限努力しております!!!
というのが正直な答えです。もちろんそうは言いませんし大人として、親として、社会人として「ご迷惑おかけして申し訳ありません、更なる対策を探し遂行致します!」と返答するのですが・・・。日々精一杯やっているので正直その活動は長くもちません。体調壊します。睡眠不足などを引き起こすものです。それくらい日々お母さんは精一杯。
ではなぜ理解されないのでしょうか。単身男性は子どもが嫌いなのでしょうか。
まぁ確かに子育てをしていない、母性という本能を持たない単身男性が、仕事に支障をきたすほど近所の子どもがうるさかったらイライラするのかもしれません。
しかし、実は子どもを持つお母さん同士でも「あそこの子どもうるさいわ、どういう教育してるのかしら」と言いだす方も居る始末。もうそうなってくるとヘイトスピーチに含まれると私は思っています。
そういったトラブルから子育てしていても兄弟姉妹を子育てするお母さんは、1人っ子のお母さんとは話が合わないからつきあわないというお母さんが居たりします。逆もしかり。
様々な子育て世帯がある中でこんなヘイトスピーチがあります。
「子どもの面倒見れないなら産むんじゃねえょ」
「うわ、叩いた、虐待じゃん通報しよ」
「馬鹿だから後先考えず子ども何人も産んで面倒みれねんだな」
「一人っ子溺愛しててワガママな子だな」
「うるせえのに注意してない親とか最低」
「公の場でどなってる親がいる通報しよ」
なんなら
「子どもが居ないなんて女としてどうなの」とか
「帝王切開は愛情が薄い」とか
これは実は本当に良く見かけるヘイトスピーチなのです。
そんなヘイトスピーチもあり様々な事情の中、出産、子育てに支障の多い世の中です。
例えば冒頭の言葉って「仕事できねえならやめろよ」と職場で言われるのと同等だと思います。
そんなのすぐ問題になって訴えられる世の中なのになぜ子育ては理解されないのでしょうか。
私には5歳、3歳半の年子が居てまだ幼稚な上に悪巧みや結託をするのでスーパーで奇声を上げて走り回ったりします。基本的には一緒に行かないようにしていますがどうしても行かなければならない時はそうなりがちです。私がやめなさい!と言っても待ってましたと言わんばかりに走り回ります。もうそういうゲーム状態です。2人が四方八方にわざと走り出します。
この状況で怒らない親だとしても疑われますよね?怒っても奇声を上げて走り、なんとかどちらかを捕まえて暴れる我が子の手首を強くつかみながら急いで買い物を済ませます。その間私は小さな拳で全力パンチをされ続けます。
例えば我が家ですとそういう事がありますね。なのでそもそも行かない選択をしますがどうしてもという事も時々あるのです。
その一端を見た人がヘイトスピーチしたりする世の中。
子育てしてみないと分からない事がある。
子育てしてても子どもは十人十色、分からないこともたくさんある。
人はみんな子どもでした。特に3歳くらいまでは意思疎通という点では劣る上に自我との戦いがあり、かんしゃくを起こしたり奇声を発したりします。3歳くらいまでの記憶はみんなほとんどありません。きっと自分も親や周りに迷惑をかけ育ててもらいました。
大人を含め2割の人間にはADHD(注意欠陥)傾向にあたる人間が居ます、子どもは大人よりも空気が読めない、さっきされた注意を覚えていられないなどということもあります。
可能性を書き上げるとキリが無いのですが、私は世の中がもっともっと子育てしやすい社会になる事を願っていますし、少しでもその力になれたらと思っています。
とか言いながら、ええ、引っ越しますとも。笑
人生とは矛盾だらけ。
これからも私は日々最大限母親として精進します。未熟なお母さんを育ててくれる子ども達に日々感謝です。
子どもにイライラする貴方へ。