岩櫃城は、現在の群馬県吾妻郡東吾妻町の岩櫃山にあった山城。
続日本100名城。甲斐の岩殿城、駿河の久能城と共に、武田領内の三堅城と称された。
鎌倉時代の初期の頃、吾妻太郎助亮により築城されたといわれる。
1563年(永禄6年)には武田信玄の重臣真田幸隆が岩櫃城を攻略し、吾妻郡の守護を命じられる。その後、真田幸村が幼少時代を過ごしたといわれる。
1590年(天正18年)、北条氏の滅亡により真田信幸が沼田城主となり、この岩櫃城は沼田城の支城として重臣出浦対馬守が城代となる。
1615年(慶長20年)、一国一城令により廃城。
平沢登山口
二の丸跡
空堀
本丸跡
本丸跡から榛名山系を望む
本丸北枡形虎口
天狗岩