私が友人に伝えたいことはひとつです。
「ひとりじゃない」
だけれども、これはもっとも伝わりにくいことのひとつではないでしょうか。
私がそれを知ったのは、友人から何気なくハンドクリームをプレゼントされたときでした。
そのときはひどい孤独に陥っていたため、そのハンドクリームにどれだけ救われたことか分かりません。
ささやかなものが、人の心を大きく動かす時があります。
私もそういう気持ちを渡せたら…
いろいろ考えたけれど、やっぱり私なりのやり方ならばお守りを渡すのが良いだろうと思い、何の石が良いだろうと考えました。
その友人は責任感が強く自分を責めてしまうタイプです。
すごく優しいのに報われない、そんな感じの人で、それを長年歯がゆく思いながら見守っていました。
水晶は欺瞞のある人には真実を突きつける向きがあるので向かないと思っています。
薄めのアメジスト、スモーキークォーツやカルセドニー系、特にブルー系やアクアマリンが定番ですね。
たしかにそれなら優しく歩調を合わせてくれ、原因が何であれ状況を和らげてくれそうです。
今こうして並べてみてあらためて気づいたのですが、アメジストもカルセドニーもアクアマリンも人間関係をよくする石なんですよね。
人の苦しみは人が癒す、ということなんでしょうか。
ムーンストーンもいいと聞きました。
たしかに女性性を安定させることは大事そうに思えます。
はてさて、そうは言っても安定の石だからと渡すのもそれはそれで心がこもってないなあと思い、もう少し考えてみようと思いました。
オーラライト23 は間違いなくおススメです。
でもオーラライトはなんか違う。
ラリマーは私がつけられないのでエネルギーが分かりません。
スギライトは弱っているところには強いかもしれない。チャロアイトは濁しているものに直面することになるかも。
ハイパーシーン や翡翠は頼りになりますが、責任感が仇になるので相性が悪そうです。
ゴリマッチョタイプなら、そこから本当の責任感を学び罪悪感と区別できるようになるでしょうが、私は勧めません。
ターコイズはどうかなあ。ラピスは人によるだろうなあ…
じゃあ、本当にダメな自分を、ダメな自分なまま付き合ってくれた石ってなんだったかなあ…
思い返してみると、私にとってはモルダバイトがそうだった気がします。
モルダバイト だけはどんな間違いもどんなみじめさも、ある意味等身大で「うんうん」と聞いてくれました。
これ、モリオンもそうなのかなーと思うのですが、私モリオン好きではあるのですが、モリオンって透明のエネルギーと黒のエネルギーが共存しているのが謎すぎて私にはコミュニケーションが少し難しかったです。
濁りを濁りのまま、透明にする手伝い…
私にとってそれはモルダバイト だったと今なら思います。今なおモルダバイト相手にはダメ人間でいていいんだという謎の感覚があります。
もともとそれをもたらしてくれたのはエメラルド・マザーオブパール・ゴールデンムーンストーンの組み合わせやクリソプレーズがあり、そこからオーラライト23があったわけですが。
散り散りになった自分をやっと元に戻した。
その作業はモルダバイトがいつもそばにいた気がします。
でもこれは私の話。
友人のエネルギーを探りながら、合いそうなものを探しています。
一応これかなというのはあるのですが、それが助けになるといいなあ…