会社帰り、ジムに行く。
懸垂8レップ、ディップス1レップの懸垂セットを8セット。
マシーンカーフレイズ加重200kgを10レップ、4セット。
レッグプレス加重175kgを4レップ、加重185kgを4レップ。
そしてまた、懸垂セットを2セット。
「ぶら下がる 」は立派な筋トレだ。「デッドハング」と何やら物騒な名前で呼ばれることもある。強いストレッチがかかるが身体がちぎれないように筋収縮している状態。聞いた話、このようなストレッチがかかるところでの筋収縮はトレーニング効果が高いらしい。ぶら下がって耐えるは、トレーニング効果の高い筋トレなのだ。
懸垂できるようになるために、いろいろ段階的に取り組むのは良いことだと思う。しっかり段階ごとにするべきことが分かっているならば。もし、すべきことがハッキリわかってはいないならば、是非とも日に一度「ぶら下がる 」を毎日続けてみてほしい。たぶんある日懸垂ができるようになっていると思う。万が一にも懸垂できるようにならなかったとしても、確実に身体は筋力向上の方向に向かっていて、そこにポジティブな反応を期待できるだろう。
本日の仕事は、コンテナ積込、塗装準備の続きと、新たなY社製UPの親の塗装準備をし、Y社製GPのポリ塗装された棚の「磨き 」。
何日か前にひろゆきさんがこんなトゥイート(ポスト )をしていた。
「子供を持つ人は成熟してる」ではなく、自分の命よりも大事な存在を認識して、利他的行動が出来るのが成熟だと思う。………
子供を持つ人が成熟してるというわけではない、ということなのだが、私も全く同感である。風潮としては「子供を持つ人は成熟してる」と一般的に見られるところはある気がするので、私の職場にいるそんな成熟してる人の話をしたいと思う。
入社3ヶ月くらいの若者がいるのだが、彼は「成熟してる人」である。私の隣のデスクで働いている。彼は入社初日、腹が痛いとかなんとかで会社に来なかった。翌日からは一応来ている。来始めて、たしか2日後くらいにチャリのタイヤがパンクして歩いて来るようになった。その数日後、自宅のアパートで鍵をかけていなかったパンクしたチャリを盗まれる。彼が言うには隣人のおっさんが怪しいらしい。
手をつけない作業判断の話でも少しふれたが、彼は手伝うということを知らない。と言うか、手伝うことを避けてるふしがある。コンテナの積込で皆動いていても、遠くでただボーっとしている。他の場面でもピアノを動かす作業の時は率先して動かすことを避けている。サイトー(サイトーとは会社に生息する小太りのオバサンである )が1人で動かそうとしていてもボケッと立っているだけ。
数日前の午後の時間。昼過ぎから夕方まで1つの部品を磨き続けていた。私は横目に、修正を何度も繰り返していたのを見ていた。16時過ぎに調子悪そうな顔して私に「なんかお腹が痛くて……」 とか言い出したので、しょうがないから食堂にある簡易ベットを用意してあげて、事務所の者に事情を説明した。その日は事務所の誰かが病院まで送る。翌朝、彼は普通に出勤する。もちろん元気なことは良いことなのだが、昨日のあれはなんだったんだろうと。
やはり数日前なのだが、昼休み後、私に「甘いものは好きですか? 」と聞いてきた。まあ、好きだけどと答えると彼はおもむろに1口サイズのチョコを取り出す。近所のおっさんにもらったのだが自分は甘いものが苦手なので…みたいなことを言ってきたので、「いらない 」と答えると彼は動揺した感じで「みんなはもらってくれたんですけど……」とかボヤいた。近所のおっさん、それは彼がチャリを盗んだかもしれないと怪しんだ人である。そんな奴がくれたものを人に食わすなと思った。そしてみんなにそんなものを配るなとも思った。たぶん彼は悪気なく自身のトラブルに他人を巻き込むタイプの人間かもしれない。
「子供を持つ人は成熟してる 」
まあ、そういう人もいるかもしれないけど、こういうことを口走る人はたぶんマウントを取りたいだけなんだろうと想像する。似たような一文で思い当たるのは「一度は結婚したほうがいいよ 」とか。
思うに、成熟した人はこれらの文を自身の意見として口にすることは無いだろう。