インターネットミュージアムにて、読者レポートが公開されました。


どこを切り取っても絵になるアール・デコの舘、朝香宮邸。


色彩という新鮮な気持ちで観ると、いつもは素通りしてしまう場所も魅力的✨

タイルの色使いや柄。

壁紙はフランスではなく、スイスのメーカーとのこと。
いわゆるアール・デコっぽい感じではなく、少し落ち着いた色味なのが、日本的。

開けられたカーテンから射し込む光が、メタリックな壁に反射されて、いっそう華やかな空間に。

フランスから送られてきたコンクリート製の壁がひび割れていたため、日本で型取りして石膏に塗装したとのことなので、扉の色との調和とレフ板効果を兼ね備えた仕様に変更したのかもしれない、と想像が掻き立てられます。

個人的に好きなラジエーターカバーのデザインは、つい撮ってしまう。
さて、どこにあるでしょう?



=展覧会情報=


◆会場
東京都庭園美術館
◆会期
2021年4月24日(土)~6月13日(日)
◆休館日
休 館 日:月曜日
◆入場料
一般 1000円 他