ヨーガの歴史は○○年?【再掲:修正しました】 | 10年後の未来もHappy Life Yogaで笑顔で健やかに過ごす!

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2020.3.11より「オンラインヨガ」スタートしました!

未来を見据えた、日常に活かせる身体(姿勢)づくりと、くすっと心の笑顔を引き出す「Happy Life」をご提案します。

昨年8月から月に一度、学んでいる「インドの叡智~ヨーガの源流から哲学を学ぶ~」
(こちらもどうぞ)

自身の備忘録として、不定期でブログに書いていきますウインク

今日これまでを復習する勉強会が開かれました。
そこで再確認できたこと、修正して投稿します。
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ヨーガの始まりは5,000年前とも、2,500~3,000年前とも言われています。
倍の年数ほど違いがありますが、、、


①約5,000年前説

インドの歴史を辿ると、答えは世界古代文明のひとつである「インダス文明」に。

インダス文明では、井戸や下水道が完備されていた都市「モーヘーンジョダーロ(モヘンジョダロ)」の遺跡のなかから、獣に囲まれてヨーガで行うような坐を組んでいる人(?か神?かどうか定かでない)が描かれた印章が発見されました。下矢印下矢印
このことからインダス文明に「静かに座ることがヨーガの原形・原点」
というヨーガの起源を見ることができるのです。

②約2,500年前説

インダス文明後、今日までインドの中心的存在でもあるアーリア人が侵入し、定住したことで、ヴェーダの宗教(※)が確立します。
このヴェーダの讃歌のなかに「馬と馬車をつなぐ」という意味で「ヨーガ」という言葉が出てきました。
※ヴェーダの宗教…自然神に現世利益を祈る祭祀中心の宗教

そしてもうひとつ

定住したアーリア人と先住民との混血の民族が、より自由な思想や考え方を生みだし、ブッダによる「仏教」が生まれたのもこの時代。

ヴェーダの宗教における現世利益ではなく、永遠の安らぎを得るには「解脱」が必要と考え始めたのが紀元前800~500年頃。

それについて書かれている、師の近くで学ぶ奥義書「ウパニシャッド」の中にもまた「心統一」の方法(瞑想)として明確にヨーガについて書かれていたのです。

「ヴェーダ」と「ウパニシャッド」
この2つは同じ年代頃と考えるため、今回まとめました。

この時代には実際に「ヨーガ」という言葉が使われたことから、ヨーガの起源はこの辺りとも考えられていました。

ただ突然「ヨーガ」という言葉や流れが出てきたのか?ということと

インダス文明からヴェーダやウパニシャッドまでの長い間にも歴史があるので、5,000年前説が有力だとおねがい

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どちらが正しいか?
ということも話しました。

考古学的には5,000年前
実際に文献に書かれたのは2,500年前

という結論でした。

少し難しい内容ですが、その辺りもまた今度ウインク