はじめに
今回のレビューは、以前レビューをしました、8BitDoの「Pro 2 Wired Controller for Xbox」のマイナーチェンジモデルです。
その為構造の変化は少ないですが、スティックが変わった事で、より魅力的なプレイステーション系ゲームパッドとなりました。因みに購入時の価格は6,021円でした。
仕様
- 接続方式:有線(USB Type-C to A)
- 対応ハードウェア:Windows(10以降)、Xbox Series X|S、Xbox One
- Microsoft公認ライセンスの「Designed for Xbox」取得済
- スティックとトリガーに摩耗に強いホールエフェクトセンサー(磁気センサー)を搭載
- 背面ボタン(P1、P2)を搭載
- 3.5mmオーディオジャック(CTIA規格をサポート)搭載
- マイクミュートスイッチ搭載
- 振動機能搭載
- 専用PCソフトでスティックとトリガーの無反応領域、ボタンの入力割り当て、振動機能の強度等を変更可能
外観
パッケージ内の同梱物一式。取扱説明書、ゲームパッド本体、USB Type-C to Aケーブル、Xbox Game Pass Ultimate1か月分のカードが同梱されています。
ゲームパッド本体前面。新型はケーブルが交換可能な構造に変更されました。ただし、若干Type-C端子が奥まった位置にあるので、Type-C端子が付属のケーブルよりも幅が太い他社のケーブルは差し込めませんでした。それ以外は特に旧型から変わったところはありませんが、収納がしやすくなりました。
天面。全体的な筐体の質感は旧型と同様にマットなままで、旧型からの変化は特にありません。
背面。こちらも旧型からの変化は特になく、滑り止めの為と思われるテクスチャ加工も旧型と同様のものが施されていました。
後面。こちらも特に変化は無く、3.5mmオーディオジャックとマイクミュートスイッチが引き続き搭載されています。
スティックについて
専用PCソフトでゲームパッド側の無反応領域を取り除きテストしています。真円度エラー率は両側共に7%台でした。
スティックから指を離した際の軸ズレは小さく、若干ゲーム内で勝手に方向入力が行われる事があっても軽くスティックを触ればスティックがニュートラルに戻った時にカメラ等が勝手に動く現象を直すことが可能だったので、無反応領域をかなり狭い設定にしても多くのゲームで問題なく操作が出来ると思います。
因みにこちらの画像は真円度エラー率の比較用に撮ったXbox Series仕様のXboxワイヤレスコントローラーの画像(Xbox360Controllerと表記されていますが、Series仕様の純正ゲームパッドです)ですが、両側共にこちらは9%台となっています。
これでも多くのゲームでキャラクターやカメラを操作した時にカクつき等の違和感を感じる事はないので、多くのゲームで滑らかにスティックが動作すると思います。
方向パッドについて
旧型と同様、中心に軸があり、全体が沈み込まない格ゲーにうってつけの構造となっています。スイッチは引き続きメンブレンスイッチ式となっています。
ただ、今回手にした個体は上斜め方向へ何故か入力が入りづらかったので、以前購入した旧型の方向パッドと接点のゴムシートを新型に移植したら問題なく動作するようになりました。
専用PCソフトについて
Microsoft Storeにて配信されている「8BitDo Ultimate Software X」で「ボタンマッピング」「スティック感度」「トリガー(L/RT)の感度」「振動機能の強度」の変更とゲームパッドのファームウェア更新が可能となっています。
【ボタンマッピング画面】
【スティック感度変更画面】
【トリガー感度変更画面】
【振動強度変更画面】
【ファームウェア更新画面】
※各種設定画面の名称は便宜上のものです。
まとめ
WindowsPCとXboxで安心して使えるプレイステーション系ゲームパッドという魅力はそのままに、収納がよりしやすく長寿命になり、より魅力的な一品となりました。
今から8BitDoのDesigned for Xbox取得版Pro2を買おうかなと思っている方や、WindowsPCとXboxで安心して使えるホールエフェクトセンサーを搭載したプレイステーション系ゲームパッドを探している方は、是非こちらの新モデルを買ってみてください。
購入リンク
8BitDo 公式ページ













