はじめに

今回はNintendo Switch(以下Switch)ユーザー向けに、Switch用コントローラーの選び方とオススメを紹介していきます。

 

尚、選び方とオススメの内容は基本的にゲームパッドのみに限っています。特定のゲーム専用のコントローラーについては除外していますので、予めご了承下さい。

 

コントローラー選びで重視する点

選び方その一「十字ボタン・Lスティックの配列」

Switch向けのコントローラーは、下記画像の様に十字ボタンが左下、Lスティックが左上に配列されているものが割と多いです。

【任天堂純正品】Nintendo Switch Proコントローラー

 

 

しかし、ものによってはプレイステーションのコントローラーの様に、十字ボタンが左上、Lスティックが左下に配列されているものも存在しています。

8Bitdo Pro 2 ゲームパッド(ブラックエディション) NS Switch・PC・Android・macOS・Steam Deck・iPhone・iPad・macOS・Apple TV・Respberry Pi用

 

Lスティックを多用するゲームをメインにプレイする場合は、基本的に十字ボタンが左下、Lスティックが左上に配列されているコントローラーを使うのがオススメです。

 

十字ボタンを多用するゲームをメインにプレイする場合は、基本的に十字ボタンが左上、Lスティックが左下に配列されているコントローラーを使うのがオススメです。

 

理由としては、左下に配列されているものを左親指で触る際は、左親指を伸ばさなくてはならず、左親指への負担がよりかかるからです。

 

プレイするゲームに合わせて、適した配列のコントローラーを使いましょう。

 

 

選び方その二「接続方式」

Switchのコントローラーは無線接続に対応しているものが多いですが、ものによっては有線接続のみ対応のコントローラーもあります。

 

GameSir T4 Kaleid スイッチコントローラー 有線 Win10、11/Switch/Android TV Box対応 透明プロコン 6軸ジャイロ搭載 スケルトンボディ 4種RGBライト効果 設置可能の背面ボタン 振動モーター 遅延なし 3.5mmスタジオジャック付き

充電が煩わしい方は、有線接続のみに対応したコントローラーを使うのがオススメです。

 

8bitdo ultimate 充電ドックを備えたBluetoothコントローラー、スイッチ用のワイヤレスプロコントローラー、Windows、およびsteam Deck (White)

ケーブルが煩わしい方は、無線接続が可能なコントローラーを使うのがオススメです。

 

 

選び方その三「各種機能の有無」

Switchのコントローラーには、ものにより「ジャイロセンサー」「モーションIRカメラ」「NFC機能」が搭載されている場合があります。

 

「モーションIRカメラ」が搭載されているのはJoy-Conだけです。「モーションIRカメラ」が必要なゲームは必ずJoy-Conを使いましょう。

 

「ジャイロセンサー」とamiiboの読み込みに必要な「NFC機能」はものによって搭載されていたり、されていなかったりします。使いたいコントローラーが、プレイする予定のゲームで使いたい機能が使えるかは事前にしっかり確認しましょう。

 

選び方その四「任意のボタン操作を割り当て可能なボタンの有無」

ゲームパッドの背面等に任意のボタン操作を割り当てられるボタンが付いていると、「モンハン持ち」等の特殊な持ち方をせずとも様々な同時操作が行えたり、特定の操作をより素早く実行出来る場合があります。

 

8bitdo ultimate 充電ドックを備えたBluetoothコントローラー、スイッチ用のワイヤレスプロコントローラー、Windows、およびsteam Deck (White)

必ずしも必要になるものではありませんが、出来る動作を増やしたり、特定の操作をより素早く実行したい方や、特殊な持ち方でのプレイが辛く感じている方は、任意のボタン操作が割り当て可能なボタンが付いているコントローラーを選ぶのがオススメです。

オススメのコントローラー

Joy-Con

 

「ジャイロセンサー」「モーションIRカメラ」「NFC機能」の3種機能に全て対応している唯一のコントローラーです。

 

上述したように、「モーションIRカメラ」が必要なゲームではこのコントローラーが必ず必要になります。複数人で1本ずつ持ってオフラインマルチプレイを行えるゲームでも重宝します。

 

SwitchまたはSwitch有機ELモデルを買えば必ず1セットが付属してきますが、予備を持っていて損はありません。

 

 

Nintendo Switch Proコントローラー

 

通称「プロコン」。任天堂純正の別売りコントローラーです。「ジャイロセンサー」と「NFC機能」を搭載しており、無線接続が可能です。

 

「Joy-Con」以外のSwitchに対応しているコントローラー選びに迷ったら、相性的にこれを選ぶのが無難です。

 

Joy-Conと比較すると、スティックは高さがある分より繊細な方向入力が可能となっていて、長めのグリップがあるのでしっかりと持つことが可能です。

 

 

8BitDo Pro 2 Bluetooth Gamepad

 

十字ボタンが左上、Lスティックが左下に配列されているタイプのコントローラーです。「ジャイロセンサー」を搭載しており、無線接続が可能です。

 

スーパーファミコンの純正コントローラーをベースに、プレイステーション4のコントローラーを融合させたような見た目と、Xbox純正コントローラーのようにバッテリーの交換と単三電池での駆動が可能なのが特徴です。

 

背面に任意のボタン操作を割り当て可能なボタンが2つあり、専用のWindowsPCソフトまたはスマホアプリでその2つのボタンへボタン操作を割り当てること等が可能です。

 

WindowsPC等の他環境にも対応している関係で、ZL・ZRがボタン式ではなくトリガー式となっている点には注意。

 

GameSir T4 Kaleid

 

スティックとZL・ZRに、摩耗による劣化に強い「ホールエフェクトセンサー(磁気式センサー)」を搭載しているコントローラーです。

 

天面右側の4ボタンに、マウスクリックのような非常にクリッキーなスイッチが搭載されていて軽い力で入力ができ、最大1000hzのポーリングレート(1秒間に1000回ゲーム機へ入力した情報を送れる)に対応しているので、入力遅延が少ないのも魅力的です。

 

背面に任意のボタン操作を割り当て可能なボタンが2つあり、専用のWindowsPCソフトでその2つのボタンへボタン操作を割り当てること等が可能です。

 

専用のWindowsPCソフトでは、背面ボタンの設定だけでなく、ポーリングレートやスティックの無反応領域(倒しても反応しない範囲)、RGBライトの色等を調整出来ます。

 

WindowsPC等の他環境にも対応している関係で、ZL・ZRがボタン式ではなくトリガー式になっている事と、ボタン表記がほぼXbox表記になっている点に注意(ただし、ボタン表記に関わらず、ゲーム上でのボタン操作の割り当て自体は変わりません)。

 

また、接続方式は有線接続のみで、「ジャイロセンサー」「NFC機能」のいずれも搭載していません。

 

それらを許容出来るなら、アクションゲームと非常に相性の良いコントローラーでオススメです。

 

 

BIGBIGWON BLITZ

 

全てのボタンにクリッキーなスイッチが搭載されていて、ほぼ全てのボタンがマウスクリックの様な非常にクリッキーなスイッチが使われている為、多くのボタンが軽い力で反応するのが魅力的なコントローラーです。

 

USBケーブルの接続端子がある面に2つ、左右のグリップ裏側にそれぞれ一つずつ、任意のボタン操作を割り当て可能なボタンが付いています。それらのボタン割り当ては専用のPCソフトやスマホアプリは使わず、コントローラー自体で行うものになっています。

 

WindowsPC等の他環境にも対応しているものですが、そういったコントローラーとしては珍しくZL・ZRがボタン式となっています(しかもそこもマウスクリックの様なクリッキー仕様)。

 

「ジャイロセンサー」「NFC機能」に両対応で、Switchとの相性が高めなのでオススメです。