はじめに

以前購入した「Gamesir T4 Pro」では操作性に満足出来ず、新たに「8BitDo」の「Pro 2 Bluetooth gamepad」を購入した。今回はこのゲームパッドに関してレビューをしていく。因みにカラーリングは「Black Editon」「Gray Edition」「G Classic Edition」の3種があるが、今回は「Black Editon」を購入した。

 

下に各色のリンクを貼っているので、どれがどんな色合いをしているのか気になる方は確認してみてほしい。

 

【Black Edition】

 

【Gray Editon】

 

【G Classic Edition】

 

仕様

  • 接続方式:無線(Bluetooth4.0)/有線(USB Type-C)両対応
  • バッテリー容量:1000mAh
  • 対応ハードウェア※:Windows(7以降)、macOS(10.10以降)、Android(4.0以降)、Raspberry Pi(Bluetooth 2.0以降、2B, 2B+, 3B, Zero)、Nintendo Switch(1.0.0以降[Switch] 9.0.0以降[Lite])
  • 振動機能あり
  • 背面ボタン(P1、P2)あり
  • 連射機能あり
  • L/R2はトリガー式
  • 8BitDoが配信している「8BitDo Ultimate Software」でボタンマッピング、スティック感度変更、トリガー(L/R2)の感度変更、振動機能の強度変更、マクロ機能の設定が可能
  • 「8BitDo Ultimate Software」で作成した操作設定は3つまで保存が可能
 

外観

 

大体はスーパーファミコンのゲームパッドがベースとなっている感じ。表面はザラっとしており長時間握っていても手汗が目立ちにくい。十字キーとL/Rスティックの配列はPS準拠。X/Y/A/Bボタンの表示はNintendo Switch準拠。ただ、ボタン表示の刻印はあまり目立たないので、環境等によってX/Y/A/Bボタンの入力が置き換わってもボタン表示を無視しやすい利点がある。

 

L/Rボタン、トリガーの表示はPS準拠。

 

裏側。滑り止め加工の模様はDUALSHOCK4にそっくり。見えているカバーらしきものは外せばバッテリーが交換可能だ。

 

バッテリーは最初から8BitDo公式のものがパッド内に内蔵されている。見た感じ他の型番のパッドと共通のバッテリーのようだ。

 

因みに単3電池を入れて動作させる事も可能だ。パッド自体を壊してしまわない限り、長く使えるだろう。

スティックについて

きちんと上部はラバーで出来ており、滑り止めのために中心がくぼんでいる。倒しきるまでに特に引っ掛かりは無く非常に滑らかにスティックを動かせるので触り心地については満足。デッドゾ-ン(無反応領域)については下記リンク先でテストした動画を貼っているので確認してほしい(全画面表示推奨)。

 

 

 

デッドゾーンはほぼ無く、スティックを軽く傾けただけで反応があった。しかし、スティックから指を放した際にニュートラル(AXIS0~3の値が0.00002)に戻らないことがある現象がしばしば発生した。もしかしたら初期不良品を引いてしまったのかもしれないが、Steamやパッド対応のスマホゲームでキャラクターが勝手に動く等の現象は発生しなかったので私は良しとしている。

十字キーの感触について

下にテスト動画を貼っているが、2Dアクションや格闘ゲームで使用する事を想定していないパッドや安物パッドにありがちな、「中心を押すと全方向への方向入力が入ってしまう」現象は無い。何度か中心部分を触ってもそういった問題はなかった。

 

 

ただ、愛用していたDUALSHOCK4と比較すると遊びが少なく、そのせいか上下左右には特に意識せずとも入力が可能なのだが、斜め方向への入力はかなり意識して左親指に力を入れないと入らない事が多かった。格ゲーだと真空波動拳コマンドを素早く入力しようとすると「↓→↓→」と入力されてしまったり、昇竜拳コマンドの技が不発になる等の現象が頻発してしまった。格ゲーでの使用には慣れがいるかもしれない。

「8BitDo Ultimate Software」について

8BitDoが配信している「8BitDo Ultimate Software」という名称のスマホアプリまたはPC用ソフトにて、上述している通り「ボタンマッピング」「スティック感度変更」「トリガー(L/R2)の感度変更」「振動機能の強度変更」「マクロ機能の設定」等が可能だ。詳しく書くと長くなるので詳細は省くが、下記にPC(Windows)でのスクリーンショットを載せておくのでどういった雰囲気なのか気になる方は確認してほしい。(各設定画面の名称は便宜上のものです)

 

【DLサイト(公式HPに飛びます)】

 

 

【ボタン設定画面】

 

【スティック設定画面】

 

【トリガー設定画面】

 

【振動機能設定画面】

 

【マクロ機能設定画面】

まとめ

機能性、汎用性は高い。個人的にXbox純正の無線パッドのようにバッテリーが工具無しで交換可能で単3電池でも動作させられる点はパッド自体が壊れない限り長く使いやすいので結構ありがたかったりする。十字キーの操作性がもう少し良ければXbox純正の無線パッドの良い所取りをしたオーソドックスなPS系パッドとして十分にオススメ出来たと思う。

 

8BitDo公式HP

 

 

 

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