この日、試合中止にならなくて本当に良かったのですが、中止を想定して組み替えた予定にも少し心残りがありました。
試合終了後の僅かな残り時間では、行ける場所も限られる中、三度目の宮島へ向かいました。
参道のお店も閉まる頃だし、厳島神社も拝観時間終了が迫っているし、選択を誤ったかな?と思ったのは、既に電車に乗ったあと。それでも行けるところまで行ってみようと先を急ぎますが、ちょっとしたロスがあって、乗ろうとしていた船が目の前で出てしまい、すぐ次に乗れるとは言え、残された時間はさらに短くなってしまいました…
静かな乗船口。取り残された私がそこで目にしたものは、墨絵のように靄の掛かった対岸の宮島。それは、晴れた日中には出会えなかった光景でした。
宮島へ渡り、厳島神社へ。


人影も疎らで静かです。

どんな時でも、奉納された菰樽のチェックは欠かしません。
( ー`дー´)キリッ

潮が引いている鳥居の前に、鹿が現れました。

灯籠に灯りが点ります。
この空気に触れられたことも、巡り合わせなんですね。

四度目の宮島は、私に何を気づかせてくれるでしょうか。