First 
『第一志望校合格 へのマインドチェンジ』


 

皆さん、どうも
受験ハッカーRENTA です!!

前回の『Intoro  合格ナビゲーターとは? 』では、
僕の過去から合格ナビゲーターのコンセプトについて書きました。

繰り返しですが、僕が合格ナビゲーターとして行うことは、主に三つです。
First   
『第一志望校合格 へのマインドチェンジ』
Second 
 『第一志望校合格へのポテンシャルの最大化』
THird        
『第一志望校合格への分析と戦略』


そして、僕の合格ナビゲーターとして前提は、
『勉強を教えるのではなく、合格に必要なことを伝授する』です。

そこで、今回は具体的な合格ナビゲーターの内容として
『第一志望校合格 へのマインドチェンジ』の重要性と、
内容を理解し実行することで生じる変化について、伝えていきます。


*受験の中でも、大学受験をベースに話を進めていきますが、
資格勉強、中高受験、ビジネスにも通ずるところはあると思います。

 

:目次
0 挨拶
⒈ 学力の差はなぜ生じるのか?
⒉ 勉強時間と学力の関係
⒊ 受験に才能はいらない
⒋ 環境を言い訳にできない
⒌ マインドを書き換えろ 
⒍ 最後に


⒈ 学力の差はなぜ生じるのか?

突然ですが、質問です。
他人との学力の差の原因がなにか考えたことはありますか?

似たような参考書を使って、誰もが平等に1日があるのに、
学力の差は必ず生まれます。
仮に、同じ授業を受けて、同じ先生に習っても、一番から最下位まで順位付けされますよね。
改めて考えてみると、とても不思議なことなんです。

これは、僕が学力の差を意識し始めた現役時代のエピソードです。


早稲田大学受験の帰り道
その日は、現役最後の早稲田大学の入試試験でしたが、全く歯が立ちませんでした。おびただしい受験生の人混みの中で、1年間の必死に頑張った記憶が蘇ると同時に、悔しさと惨めさを感じていました。
絶望的な状態で、目の前の二人組から『これなら受かったね』と当たり前のように話している会話を聞いた時に、僕と彼らの1年の違いはなんだったのかと考えるようになりました。


勉強時間の長さなのか?
それとも、才能が必要なのか?
もしくは、環境が悪かったからなのか?

最終的に、2年間の受験人生で試行錯誤を繰り返して、
マインドの違い』に学力差を生む本質的な原因があると結論に行き着いたのです。
そして、『マインドの違い』を意識してから、停滞していた学力の風向きが一気に良くなっていきました。



⒉ 勉強時間と学力の関係

皆さんは、時間があればどんな大学にも合格する実力を手に入れられると思いますか?
実は、浪人して勉強する時間が増えたから現役より受かりやすいとは断言できません。
むしろ、時間をかけるほど平均的に受かる確率が下がる可能性があります。
では、東京大学の合格者を見てみましょう。

https://todai.kawai-juku.ac.jp/exam/occupancy 

これは、東大塾さんから引用した現役者の合格率のデータです。
驚くことに、2020年の場合、東大の全体の合格の67.2%と半数を超えています。
また、2011年から現役者の合格率を浪人生が超えることはありません。


https://juken.y-sapix.com/todai/
これは、東大研究室さんのサイトから引用したものですが、
更に驚くべきことに多浪の人の合格率は、合格者の4%にも満たしません。
また、武田塾さんの情報によると、浪人生の第一志望校の合格率は10〜20%と書いています。
確かに全ての情報を検証していないので、
絶対とは言えませんが、勉強できる時間が多いことと学力と比例しない可能性は非常に高いでしょう。


⒊ 受験に才能はいらない

よく、全く勉強をしてなかった人が、勉強を始めるて一気に成績が伸びる人を見ると
『もともと頭がいいから』『天才だから』などという人がいます。
もちろん、人によって同じことを学ぶにしても、頭のレベルによって、
理解度は異なり、必然と結果も変わってくるでしょう。


しかし、最近の研究から『脳は鍛えることができる』ことがわかってきました。
例えば、集中力を司る前頭葉は、意識的に習慣を増やすことで鍛えることができます。
また、運動することで脳全体のスペックがよくなることも証明されています。
(詳細は別で書きます)

つまり、脳は努力により鍛えて、思考力を高めることが可能なので、
合格するのに必要な能力であれば、努力で十分間に合うと考えています。
『受験とは、アインシュタインのように相対性理論を生み出すことではなく、
存在している考え方を理解し利用することで、入試問題を解くことです』

それに、今後何かあるごとに才能のせいにしていては、
努力できるものがないので、これ以上成長できる可能性はありません。


⒋ 環境を言い訳にできない

ネットが普及している現代で、『学習環境の格差は低い』と考えています。
ネットがない時代は、お金がなければ予備校や塾に行くお金がなければ独学する必要がありました。

しかし、今では月に¥1980円払えば、スタディサプリで、
いつでもどこでも何度でもレベルの高い授業が受けれます。
仮に、お金を払って授業を受けなくても、youtubeで調べたり、友達や学校の先生に聞くことも可能です。

参考書も中古で探せばいくらでも役に立つ参考書はいくらでもあります。
また、驚くことに過去問は、ネットで無料で入手できます。(パスナビなど)

つまり、やろうと思えばいくらでも勉強できる環境が整っているのです。

 


 

⒌ マインドを書き換えろ 

物事の本質は同じでも、見る側面や角度から世の中は全く別に見えてしまいます。
実は、人間の脳の仕組みとしてマインド(価値観)の違いで、
同じ現象が生じても、感じた方で全く違う物に見えてしまいます。

 

例えば、道を歩いていると犬を散歩をしている人を見かけたとします。
もし、犬が好きな人が犬を見れば、可愛いと思ったり撫でてみようと感じる人もいるでしょう。

逆に、過去に犬に噛まれて犬への恐怖心を懐いてる人が犬を見れば、
近づきたくない、また噛まれるかもしれない、と感じて、冷や汗をかく可能性もあるでしょう。


この二つの反応でポイントは、犬自体にに変化がないことです。
反応の変化は犬では無く、犬をどのように捉えているのかというマインドによって生じる結果が変わってくるのです。

 

では、この現象を、受験に置き換えてみましょう
例えば、第一志望校の過去問を解いて、6割で合格のところ結果は3割のAさんとBさんがいるとします。 
では、今から二人の頭の中を覗いてみましょう。


Aさん
あれだけ勉強したのに3割しか取れないなんて、能力がないのかもしれない。
もう勉強が嫌い。
結果を考えるだけで嫌になる

Bさん
結果は3割と合格にはまだ3割必要だが、今までやってきた勉強の範囲は解けてるし、
あとはこの分野のここを勉強してできるようになれば1割はまだ上げれる。
次の勉強につなげよう

 

同じ結果でもAさんと、Bさんではどちらの方が合格しそうだと思いますか?
間違いなく、Bさんですよね。
Bさんの方が、結果を受け入れて、よかったところや改善点など、
次に繋がるところまで考えることができています。

 

更に、Aさんの方が、人生が楽しそうですよね。
実は、Bさんの方をAさんよりもポジティブなマインドを持つようにしました。
ネガティブをポジティブに変えるだけでも、
自分が成功する方向に向かっていけるのを感じてもらえましたか?

 


これが、僕が受験ナビゲーターを通じて伝える一つの
『第一志望校合格 へのマインドチェンジ』です。

 

:最後に

今回は、マインドの重要性について書いていきました。
実は、マインドは受験だけでなく、今後の人生にも多大な影響を与えます。

心理学者のアドラーに、『大切なことは与えられたものをどうするかだ』といった内容の言葉があります。
例えば、今この瞬間の出来事も幸せとも、不幸とも言い換えられます。
もしかしたら、幸せはすぐそこにあるかも知れませんね。


 

ps 
人生は、選択の連続です。
そして、自分自身の選択もマインドから決められる物です。
最後に、ニーチェの好きな言葉を借りて終わりとします。



今の人生をもう一度そっくりそのまま繰り返しても
かまわないという生き方をしてみろ

 

 

次回
Second  『第一志望校合格へのポテンシャルの最大化』

 

参考文献
ジョンJ・レイティ/エリック・ヘイガーマン(2014)
『脳を鍛えるには運動しかない!最新科学でわかった脳細胞の増やし方 』  NHK出版

山崎啓支(2015)『マンガでやさしくわかるNLP』  明日香出版

 

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