朝早くと夜遅くは寒いくらいの気温になってきた。

突然だなあ、もう。

 

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たまたま職場で、

誕生日に対応した植物(誕生花)の話をしていた時、

いわゆるぱっと一目見て「花」とわかる、

絵文字とかで出てくるような、

華やかな感じのものでないものが誕生花だとわかると、

「えー何、私の誕生花雑草ジャンw」と言う人が多くいた。

 

見せてもらったその画面に映っている植物は、

その時期ならではのもの。

店先に並べたり、花束やアレンジに混ぜるだけで

季節を先取りしてぐっとオシャレにもできる。

 

そんな良さをわかってしまっているから

なんだか一緒に笑えなかった。

ああ、こういう反応になるのだなぁと、

内心少しシラケてしまった。

 

もっと正直に言えば、

「この子とっても素敵なのに!」と、

一瞬ちょっとカチンときてしまう程だったのだけれど、

植物に携わる仕事をしていなかった時期の私だったら、

きっと同じような反応をしていただろうな、とも思う。

 

元々「植物を愛しています!」という動機ではなかったけど

やっぱり仕事として携わっていれば愛着もわく。

 

知っている、と、知らない、の間には

割と大きな溝があるのかもしれないと感じた出来事でした。

 

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これを思い出したのは

素晴らしく面白かった朝ドラ「らんまん」を観ていたから。

(今日の最終回、何度泣いたことか…。)

 

こんな私でも生きてて良いよ、と

言ってもらえていた気もしている。