気圧の問題なのか恐ろしく眠い。

 

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振り返ってみて、

結局、自分自身の世界に対する視線や想像だけで判断していることが

山ほどあったことに気づく。

 

最終日、他の部の方と話していた時に初めて知ったことがある。

 

私の他にもう1人、候補がいたこと。

その人は「バリバリ仕事できます!」という感じの方だったこと。

 

でも、指揮命令者が強く推したのは、私だったらしい。

 

「どうかしてますね、」と笑ってしまった。

私は絶対落ちたな、と思っていたから。

 

「あなたで正解だったんだね」とその方は言って下さったけど

私には「仕事できる人が来ちゃうと困る」という

理由だったのではと思えてしまって、苦笑いしかできなかった。

 

その後少し話をして、

最後にこういう話ができて良かった、とお互い笑った。

 

そうか、私に足りないのはこういう部分だったんだな。

無駄だと省いてきたもの。警戒心が強くて出せない気持ち。

 

私が私のフィルターを通して見る世界は

誰かから見たらまた違う世界だということは

文字では、頭の中ではわかっていたけれど、改めて実感した。

 

なんて小さい世界で私は生きているんだろう。

 

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ただ、辞めて正解だったとも思っている。

どうしても譲れない部分って、やっぱりあるのだ。