色々考えつつも日々は過ぎるわけなので

相変わらず信じたり信じなかったりしながら過ごしている。

 

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某キラキラSNSを見ながら、

一番擦り減るのって身内がキラキラSNSで発信してるのを

見てしまうことなんだよなあと、しみじみ思ってしまった。

 

人生で立ち回りが上手いのはどう考えても妹の方で

下手に比較し始めてしまうと、

どうしようもない闇の底まで沈んでしまうことがある。

 

寂しさを表に出さず、グレることもなく

「良いお姉ちゃん」でいようとしたこともあって

ちょっと愛着障害みたいな部分はあると思う。

(職場の上司の父性が垣間見えた時などは特に、

すごく気持ちが持って行かれそうになることがあって自分でも怖い。)

 

私より妹の方が愛されているという劣等感。

思春期の不安定な時期、泣きわめいても、抱きしめてもらえる妹を横目に、

そもそも誰の前であっても、私は泣きわめいたりできなかった。

 

本当は、良いなあ、と羨ましく思った自分をそのままにして

泣きわめくにはイタイ年齢に、いつの間にかなってしまった。

しゃくり声を出さずに、ただただ静かにお風呂場で涙を流す技術は習得している。

 

この闇、ひきずられると、まあまあやばい。

 

月が海に描く光の道を、わあー、きれいだねえ、と

ざぶざぶとたどっていけば、あっという間に楽になれるのでは?とか

どうしようもない想像をして、でも実行はできなくて、ひたすらに眠る、

みたいなことを数日繰り返してやっと落ち着く。やっかいである…。

 

ついさっきもこのような状態になりかけたのだけど、

もうそんな風に擦り切れることすら疲れてしまったので

この事象から少し距離を置くというか、遠くからただただ眺めるイメージをしてみた。

 

・愛されてる実感がなかったんだなあ

・本当はめちゃくちゃ甘えたかったんだなあ

・なんか色々ゆがんじゃってるんだなあ

・一番劣等感を感じる対象はやはり身内なんだなあ

・こういう気持ちって擦り減るよなあ

・わざわざ抉りにいくのはやめようなあ

 

こうやってただ淡々と見るの、わりと楽である…が、

さてそれからどうするか。