Elmar。

 

最近はこのレンズの35mmが欲しいなぁ〜と、久しぶりにブログ名に近い案件。

 

少し前、2眼にフィルムを込めている時についでとは言ってはなんですが、店主さんに聞き込み。

 

聞き込みといってもメインはお値段、これに尽きます。

 

しかし返ってきた内容は「ほとんど、白っぽい感じ(クモリ)になっている個体ばかりですよ」と言う内容。

 

まあかなりの年数経っているので、しょうがないと言えばしょうがない。

 

そしてあたりまではありますが、Mマウントの物も無いと。

 

そっかーと言う思いで頭はいっぱいになる(お値段はなんとかなる範囲でした)

 

Mマウントのものになると、ズマロン。

 

名前は知っていたのですが、私の付け焼き刃的な知識ではう〜んと言う感じ。

 

使った事がないのでなんとも言えませんが、L39をMLリングで使うのもリスクは大きいし、沈胴式というのもかなりのネック。

 

どうしたもんかなーと帰宅した事を思い出す。

 

そして防湿庫から出てきたのは、バルナックに付いていたElmarの50mm。

 

もちろん沈胴式なのですが、α7Ⅲに付けるときに施した加工(本体に傷はつけていない)がそのまま使えるのかを計測。

 

結果、センサーには当たらない結果となったのですが、最新の注意が必要。

 

α7Ⅲの時のような気軽さは全くなく、緊張の嵐です。

 

 

先ずは試し撮り。

 

なぜ試し撮りなのかと言うと、LMアダプターが90mm用の為、ファインダー内のフレームも当たり前ですが90mm用。

 

その為、フレームの底辺をポールの頭に合わせて撮影し範囲を測る。

 

「ほうほう」といった感じで理解。

 

後は上手くいくかですね。

 

 

本当にうん10年前のレンズなのか?と言う写りは健在。

 

カメラの背面でもハッキリわかるほどの写りの良さ。

 

既にニヤニヤです。

 

 

とりあえずは気になったら撮影。

 

 

愛犬も撮影。

 

しかし恐ろしい写り。(しつこくてすみません)

 

 

うんうん。(何が?)

 

 

 

花を撮っても満足。

 

 

50mmと言う事で、いつもとは違う画で撮影。

 

ちょこちょこ落ちている感じもあるので、落ちてこない事を祈りながらの撮影。

 

 

枯れ具合も完璧に。

 

 

まるで初めて使う感じで次々と何でも。

 

 

 

空を撮っても良い感じ。

 

と、ここまでは編集も順調。

 

 

ですが、この写真で「えっ?」と思う現象が。

 

速攻で、部屋の中を同じ条件にし、Elmarとズマリットで撮影。

 

結果、センサーではなくレンズ個体のよるもの。

 

 

問題だったのは写真左側。

 

見えますでしょうか、小さな黒い点が無数に…

 

流石にこの数を編集するのは無理という事で、事象として今回は使用。

 

レンズ単体で照明に当てて確認すると、当たり前ですが無数の傷と色々な跡がある。

 

多分この無数の跡が太陽の光で浮かび上がってっきたのでは?と思います。

 

もちろん絞り値が小さい時は出てこないですし、センサーのゴミ確認でも出てこなかったというテスト結果からの見解です。

 

 

まあそれでも良い加減センサーのクリーニングと距離計の修理をしなればという状況に変わりはありませんがね。

 

銀座までが遠い。

 

使用したレンズはElmar50mm

 

今回も、久しぶりに焦った事象、ゆっくり出来た週末、楽しい夕方散歩と撮影に付き合ってくれた愛犬と妻に感謝です。