のらんど 農(あぐり) メールマガジン  vol.82 [2020_1_20]   | のらんど 農(あぐり)のブログ

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さいたま市の見沼田んぼ福祉農園で(orを)ベースに活動する
地域活動支援センター「農(あぐり)」の日々の記録。
NPO法人のらんどが運営。
農園での作業風景や収穫した野菜などを紹介していきます。

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のらんど 農(あぐり) メールマガジン  vol.82 [2020_1_20]  

【Index】
■【告知】農園でやってみよう第4回開催します
■【報告】みんなの見沼田んぼ活用プロジェクト「1月」
■【あぐりの活動】ネギ、クリスマス会
■【農園の様子】1月
■【告知】1月ネギの卸販売はじまりました♪
■【告知】本「北村小夜のことばと私たち」
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本年もどうぞよろしくお願いいたします。

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┃【告知】農園でやってみよう第4回開催します!
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 埼玉県の豊かな地域福祉づくり推進事業により開催している「農園でやってみよう」。障害のある児童のための農体験イベントを、放課後等デイサービスや障害児(者)生活サポート事業所と協同して開催するプロジェクト。今年で3年になります。

 2019年度第4回は、「見沼の小麦で作るパンとピザ」。いまも見沼で小麦を作っている方から分けていただいた小麦と、見沼田んぼ福祉農園の野菜を使って、たき火を囲んでパンやピザを作ります。
 小麦をこねてから、農園をめぐって野菜を観察し、収穫。収穫した野菜を洗って、ちぎったり切ったりして、パンに混ぜたり、ピザの具にしたり。焚火を囲んでパンを焼き、ピザは簡易かまどで焼きます。できあがったら、お昼ごはんにみんなでいただきます!
 冬の農園、どんな野菜があるかな。今年はずいぶん暖かいですが、冬の見沼を通ってくる風や、土や水の冷たさを感じ、焚火の暖かさを感じながら、収穫や作業を体験します。

【イベント概要】
□日時:2020年2月2日(日)10時から14時半
□場所:見沼田んぼ福祉農園
□参加費:1名2,500円※別途ご利用事業所の利用料金がかかることがあります。
□持ち物:汚れてもいい服装、自分の食器、あれば軍手
※このイベントは、事業所の余暇の企画として利用していただくために企画していますが、個人の方で希望の方はご連絡ください。

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┃【報告】みんなの見沼田んぼ活用プロジェクト「1月」
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※この活動は「みんなの見沼田んぼ活用事業」として、埼玉県NPO基金(キリンビール(株)埼玉支社地産地消・食育応援事業)の助成を受け実施しています。

 引き続き、畑の土づくり、続いています。12月の初めにまいた緑肥のライ麦が出てきています。少し播くのが遅かったので小さめです。春に土にすきこむ予定です。
 また、新しく作物を作る土地に、有機肥料を入れて耕うんしています。見沼代用水近くの畑のまわりは、斜面林を保護していたり、希少な生物がいたりすることもあり、見沼田んぼ福祉農園での活動と同じく、農薬を使わず、有機的な農法で畑をつくっています。

■見沼の田んぼで米作り
 広大な農地が守られている見沼田んぼ。今では畑が多く、田んぼは6パーセント程度になりました。見沼田んぼでは、農家やNPO法人など、農地を守る人たちが高齢化して、農地の活用が難しくなり、耕作放棄地やその予備軍が多くなっています。NPO法人のらんどは、見沼田んぼに関わるいろんな人や団体と協力して、農地の活用と保全の活動を行っています。
 この米づくりの活動は、田んぼの提供や技術指導をしてくださっているNPO法人見沼保全じゃぶじゃぶラボをはじめ、いろいろな団体と協働し、いろいろな人に米を作り見沼の環境を守る人として参加してもらいます。みんなで米作りをして、自分たちで作った米をみんなで食べよう♪ぜひ、あなたも参加しませんか。
 毎月第1土曜日に大勢で集まる田んぼ作業日のほか、平日水曜日に作業ができる団体、個人を募集しています♪参加可能な方は、nolando.minuma@gmail.comまでご連絡ください。

◎見沼田んぼ活用プロジェクトのWEBサイトはこちらから
http://minuma-ricefield-project.com/
◎前回の様子はこちらから
https://ja-jp.facebook.com/nolandominuma/
◎ツイッターでも様子を発信しています。「#のらんど」で検索してください♪

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┃【あぐりの活動】ネギ、クリスマス会
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 今年も無事に新年を迎えることができました。昨年は台風や気温の上昇などにより、思ったように野菜が育ちませんでしたが、今年こそは、ぐんぐん育ってほしいものです。今年はオリンピックもあります。のらんどの野菜たちもオリンピックに負けないくらい、素晴らしいものができるといいなと思います。それでは今年1年、よろしくお願いします。
【ネギ】みなさん、お待たせしました!ねぎの卸が始まります。1月からはネギを抜き、運び、そして、皮をむく。さらに、きれいにしたネギを市内のレストランへ配達します。本数も多いので抜くのも運ぶのも大変ですが、おいしいネギをたくさんの人たちに食べてもらうため、ネギを折らないように、ていねいに仕事をしていきます!!
【クリスマス会】12月25日は、忘年会も兼ねて、クリスマス会をやりました。あぐりでは、毎年恒例といってもよい、「黒ひげ危機一髪!」というゲームをやります。誰が優勝するのかドキドキでしたが、今回の優勝者はOさん!!おめでとうございます!!そのあとは、クリスマスケーキならぬ、ホットケーキでクリスマス気分を味わいました♪

 ◎あぐりの活動の様子はこちら
 https://ameblo.jp/nolando/

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┃【農園の様子】1月
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 1月の農園は静かに春を待っています。
 ネギはいろいろありましたが、ようやく収穫できるようになりました。ネギは昨年から作付け面積を1.5倍にしました。上手くいけば、10月から3月までの収穫が毎週600本位出来るようになります。これでメンバ-の工賃が50%位増えればいいと思います。
 野菜は、ほうれん草、小松菜、コカブ、ブロッコリ-が残っています。玉ねぎが活着しました。
 第3農園の水路を、掘りました。第1農園の水路は”風の学校”が掘ってくれました。
 ぼかし作りが始まりました。あぐりは農園ではこのぼかし肥と馬ふん堆肥を肥料として使っています。

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┃【告知】1月ネギの卸販売始まりました♪
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 1月から、のらんどの主力商品ネギの卸販売が始まります♪
 例年は11月の終わりから12月の初めころには販売を開始していました。今年は台風の影響で秋口にネギが太らず、まとまった量が確保できなかったため、卸販売時期が遅れていました。やっとお届けできます!

 のらんどのネギが食べられるお店はこちらの3店↓

 ■マスカクラブ:武蔵浦和駅徒歩1分
  https://tabelog.com/saitama/A1101/A110102/11037981/
 ■農家の居酒屋 煉:東浦和駅徒歩3分
  https://tabelog.com/saitama/A1101/A110102/11024709/
 ■東京豚バザール:JR上野駅浅草口徒歩1分
  https://tabelog.com/tokyo/A1311/A131101/13016837/

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┃【告知】本「北村小夜のことばと私たち」
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 のらんどの最高齢の会員、北村小夜さんが、今まで語ってきた言葉の中から、それを聞いて「そうだね」と思った人たちの分を集めた小冊子です。戦前戦中、そして戦後と歩んできた小夜さんのことばから、今の社会を見直してみませんか。

■「北村小夜のことばと私たち-分ける教育と戦争-」障害児を普通学校へ・全国連絡会編

 そうか!と気づかされる言葉
 学習会が終わった後、話し足りない面々が北村さんを囲み話がはずみました。そのうち話題が多岐に広がり、「今日のテーマもそうだけど、北村さんの提起にはいつも状況を的確に指摘する鋭さがあるね」となって、その場にいたそれぞれが、自分の心に響いた北村さんの言葉を語り始めました。
「『いっしょがいいなら、なぜ分けた』を聞いた時、ドキッときたね。その通りだもの」「『先生も落第してきたの』は、子どもからの言葉を受け止める姿勢だね…」そして「あの一言でモヤモヤがすっきりした」とか「あの言葉に衝撃を受けて、普通学級で頑張ろうと思った」等など。そのうちに、もっとみんなの胸の中にある北村さんの言葉を記録に残したいとなりました。
 そこからこの本を作ることが決まったのです。そして全国連とつながる方々から、<あなたの心に響いた一言>・<その一言から受けた想い>を寄せてほしいとお願いしました。
 「どの子も普通学校へ」「共に生きる社会は共に学ぶ学校から」、これは全国連の願いです。学校や社会の中で、障害者差別を感じた時、次の一歩をここから見つけ出してほしいと思います。この本がその糧になってほしいと思います。分ける教育に抗していきましょう。(「はじめに」から)

※この本を購入したい方は、下記へ
 ・千書房 TEL:045-430-4530 FAX:045-430-4533
 ・障害児を普通学校へ・全国連絡会 TEL:03-5313-8052

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<のらんど 農(あぐり)メールマガジン vol.82>2020.1.20
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