のらんど 農(あぐり) メールマガジン vol.55 [2017_10_13] | のらんど 農(あぐり)のブログ

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さいたま市の見沼田んぼ福祉農園で(orを)ベースに活動する
地域活動支援センター「農(あぐり)」の日々の記録。
NPO法人のらんどが運営。
農園での作業風景や収穫した野菜などを紹介していきます。

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のらんど 農(あぐり) メールマガジン  vol.55 [2017_10_13]  

【Index】
■【告知】農園でやってみよう③ 里芋掘り 開催します♪
■【連載】小夜さんより その14 いもの名誉
■【あぐりの活動】運動会&消防訓練をやりました♪
■【農園の様子】10月
■【報告】遠山さんからの手紙
■【告知】障害のある人のくらし支援

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┃【告知】農園でやってみよう③ 里芋掘り 開催します♪  
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 埼玉県平成29年度豊かな地域福祉づくり推進事業の助成金を受け、N
PO法人ビーポップとコラボして、障害児者のための農体験イベント
「農園でやってみよう」を開催しています。「農園でやってみよう」も
3回目!今度は里芋堀りです!埼玉県は、里芋の生産量が全国一。私た
ちが活動する見沼田んぼという地域は、土に水気が多く、里芋がとても
おいしく育ちます。
じゃがいもやさつまいもに比べて、掘る作業は大仕事ですが、ぜひ地元
の収穫を体験してもらいたくて企画しました♪

【イベント概要】
ひ に ち :11月12日(日)10:00~14:30
と こ ろ :見(み)沼(ぬま)田(た)んぼ福祉(ふくし)農園(のうえん)
主催(しゅさい):NPO法人(ほうじん)のらんど
共催(きょうさい):NPO法人(ほうじん)ビーポップ

※イベントに興味のある方はNPO法人のらんどまでご連絡ください。
連絡先は一番下ににあります。


◎前回の様子はこちらから♪
https://www.facebook.com/nolandominuma/
 
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┃【連載】小夜さんより その14 いもの名誉
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秋 居酒屋で「芋」と言って芋焼酎を飲むおじ(い)さんに「お芋がおい
しいですね」というと「芋はもうたくさん」と言います。芋で食糧難を生
き延びた人たちです。「今のお芋はおいしいですよ」と言っても「もう一
生分は食ってる」と言います。
 昔から、とりたてて言うほどのことない人に芋侍とか芋輔などとあざけ
った言い方をしてきました。大変な時にたくさんの人の命を救ってきてく
れた芋に失礼なことです。
 芋は庶民にもありふれた食物ですが、あえて、名誉のために言います。
秋の松花堂弁当には、天地を落として六方に剥いて煮含め針柚子を散らし
た里芋が主役とばかり入ってます。平安女性の外出姿から名がついたとい
う「衣かつぎ」は茶懐石にも登場します。
 少し前まで、八百屋の店先で大きな桶に水を張って棒でかき回しながら
子芋を洗っている風景がありました。このところ都会では八百屋そのもの
を見かけなくなりましたが、込み合う海水浴場の描写に「芋の子を洗うよ
う」は使われ続けています。


♪六方剥きについては以下のサイトを参照ください♪
六方むき:https://oisiiryouri.com/wp-content/uploads/2016/01/
IMG_2956.jpgより

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┃【あぐりの活動】運動会&消防訓練をやりました♪
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9月24日は岩槻文化公園にて、毎年、楽しみにしている運動会に参加し
てきました。前日までは天気も悪く、当日、晴れるか心配でしたが、雨は
降らず、過ごしやすい天気でしたね!参加種目は「パン食い競争」「大玉
転がし」「玉入れ」「スイカ運びリレー」と4種目でしたが、みなさん、
常に全力で取り組んでいました。
 28日には午前中に調理をしたあと、午後から防災訓練をやりました。
今回は、通報訓練、消火訓練、避難訓練と3つの訓練をやりました。消火器
訓練では火事が起きたときに使えるように、全員が消火器の使い方を学び
ました。最後に消防士の方から避難も早く、落ち着いて行動できたとお褒
めの言葉をいただきました♪ 

♪当日の様子はこちら♪
https://ameblo.jp/nolando/day-20170928.html

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┃【農園の様子】 10月
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10月は里芋、山芋、生姜の収穫の時期です。里芋は、台風による風の被
害がなく、初めのカラスの被害だけで先ず先ずのできかなと思います。山
芋も昨年のように、風に吹かれて、つるが切れることなく、無事に収穫で
きそうです。ダイコン、ハクサイ、ブロッコリ-、秋野菜も順調に成長し
ています。ネギが、夏場の雨と日照不足で、例年より細くなりそうで心配
です。 
 新しいメンバ-の加入により、農園の除草が劇的に進んでいます。新加
入メンバ-が積極的に除草を進めてくれて、小さな雑草しかなくなりまし
た。私(山崎)も農園作業を煽られそうです。各々のメンバ-に良い化学
変化が起きるようにしてゆきたいと思います。
はやと瓜の花が咲きました。この瓜は漬物やサラダにするとおいしいそう
です。ハ-ブ園の片隅でひっそり花をつけました。これから100個の実
をつけるといわれてます。ちよっと楽しみです。

♪農園の様子はこちらから♪
https://ameblo.jp/nolando/entry-12317738322.html

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┃【報告】遠山さんからの手紙
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 9月に、明治学院大学の学生、遠山さんが研修に来てくれました。2日間、
地域活動支援センター農(あぐり)のスタッフとして、また、共同生活を
している人の介助者として、仕事を体験してもらいました。研修後、感想
を記した手紙を送ってくれました。

NPO法人のらんど あぐり様

先日は、研修の機会を与えてくださって大変感謝しています。僕も福祉農園
見沼田んぼさんの方に伺ったのはこれで4回目となりますが、日ごろの福祉
農園での活動を目にするのは初めてでした。自分が社会福祉を専攻している
こともあって、福祉農園に関心があります。
今は猪瀬先生のゼミでこの夏を利用して、障害を持った人たちが暮らしやすい
街づくりということで自分なりに浩平先生の協力をいただいて何カ所か研修に
行っています。障害を持った人たちが暮らしやすい街づくりの1つが福祉農園
であり、見沼田んぼでもあると思います。
 この2日間という短い期間の中でも福祉農園を経営していく上での部分です
が、よい点と悪い点が見えました。良太さんと2日間という短い期間を一緒に
過ごしていく中でも、送迎、農作業していく中で多くの人たちのサポートがあ
ることに気づきました。サポートする側の人たちも決まったスケジュールで動
き、良太さんたちもあぐりでその日の目標を決めて動いていることで現場がス
ムーズに動いているなと感じました。一方で、販売しに回ったり、現場のスタ
ッフさんとお話ししていく中で、経済、金銭面での厳しさというところも見え
てきました。よい点悪い点を含めて地域の人たちに欠かせない広大な見沼田ん
ぼがあったからこそ、ここでは、様々な人のつながりが自然にできて、NPO法
人のらんど、あぐりさんの活動も始まったのだと感じました。本当にありがと
うございました。(原文ママ)

明治学院大学2年 遠山直樹

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┃【お誘い】障害のある人のくらし支援
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 10/22(日)にさいたま市市民活動サポートセンターにて「障害のあ
る人のくらし支援」の勉強会を行います。
この勉強会では、NPO法人サステナビリティ日本フォーラムの松山さんにコ
レクティブハウスで生活された経験をお話ししていただきます。
松山さんのお話のあと、参加者でくらし支援に関しての意見交換を行い、
のらんどのくらし支援のこれからについて考えていきたいと思います。

【勉強会の概要】
日時 2017年10月22日(日)14~16時
場所 さいたま市市民活動サポートセンター
              (浦和駅東口駅前コムナーレ9階)
講師:阪野朋子
NPO法人サステナビリティ日本フォーラム 阪野 朋子(さかの ともこ)
2005 年 東京農業大学卒業。小売業を経て、2009 年より現職のNPOに勤務。
サステナビリティを体化した国際標準作りを目指すGRI(Global Reporting Initiative)ガイ
ドラインの普及と持続可能な社会づくりに資する活動に従事。環境コミュニ
ケーション大賞ワーキンググループ委員他。
また、卒業後に留学したタスマニアではじめてシェアハウス暮らしを経験。
帰国後、0~80歳、20世帯が暮らすコレクティブハウスには2015年まで2年間
居住。



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季節も移り変わり、朝晩が冷え込むようになりました。スーパーなどでは早くも鍋の

関連商品が出始めました。農園の栄養がたっぷり入った野菜を使って鍋を囲む。

最高の贅沢ですね。
<のらんど 農(あぐり)メールマガジン vol.55>2017.10.13
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