たねびわさんシリーズ:TOTO 宇宙の騎士 誕生秘話 | のらぶろ !

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ヽ(゚∀゚)ノまいどっ!



今日は昔話をしよぅ思ってやって来たんじゃ。

まぁ座って聞きんしゃい。


-登場人物紹介-
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ジェフ(ジェフ・ポーカロ) 趣味:庭掃除

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ペイチ(デヴィッド・ペイチ) 趣味:帽子集め

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デイブ(デヴィッド・ハンゲイト) 趣味:家族団らん

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スティーブ(スティーヴ・ポーカロ) 趣味:映画鑑賞(SF)

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ルーク(スティーヴ・ルカサー) 趣味:バーのはしご

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ボビー(ボビー・キンボール) 趣味:ニンテンドー(マリオが得意)




むかーしむかし、アメリカのLAっちゅーとこで若者が集まって話をしとったんじゃ。



ジェフ「ワシ最近、ぶち忙しいんや。。助けてくれん?」

ペイチ「ああ、またBozのおっさんか、あん人こき使うけんのー。」

ジェフ「そういや、この前の曲あったろう?あれPVまで作るってよ。」

ペイチ「知っとる!おまえんとこのマイキーとスティーブまで出すってさ。」

ジェフ「まぁあいつらは目立ちたがりだからええんちゃう?しっかしたいぎいのぅ・・・。」



♪Lido Shuffle - Boz Scaggs♪



ジェフ「ふぃ~ぶちくそ疲れたわあ。ちとタバコ。おいスティービー!火貸してくれん?」

スティーブ「兄さん、タバコ吸いすぎじゃね?」

ペイチ「スタジオミュージシャンも楽じゃないのぅ。そういやさっきスタジオにルークおらんかった?」

スティーブ「おったね。なにしよったんじゃろ。あいつも忙しそうじゃの。」

ジェフ「タフだよなあ。昨日の夜はエディとバーにナンパしに行ってたらしいわ。」

ペイチ「またエディか。あいつのバンドってどうなったん?」

スティーブ「この前、ジーンシモンズにプロデュースしてもらったデモをレコード会社に送ったらしいんじゃけど、"演奏がつまらん"って落とされたらしいわ。それでヤケ酒ってわけ。」

ペイチ「ふ~ん。エディのギターがつまらんとはねえ・・・。お!デイブ来たぜ。」

デイブ「おはよう。おー集まっとるねえ。えらいえらい。」

スティーブ「やかましい。忙しいんじゃけ、早よしてくれん?」

デイブ「じゃあ本題入るけど、バンド組まへん?」

ジェフ「なんで?まぁいいけどさ。売れなかったらBozのおっさんとこも戻どりゃええし。」

ペイチ「わし、鍵盤。デイブはベース、ジェフは太鼓じゃろ?スティーブは?」

スティーブ「わし、シンセサイザーがええ。」

ペイチ「おお、ハイカラなもん持っとるのぅ。ギターも欲しくない?誰かおらん?」

ジェフ「ルークでいいんじゃね?あいつギターも歌もいけるし、顔もまぁまぁ。」

デイブ「ほうじゃね。ペイチ、電話借りるよ。ちとみんな遊んどいて。」

ジェフ「おっけー、スティービーにドラム教えてやるけん。ごゆっくり~。」


♪ジェフによるドラム講座♪



デイブ(プルルルル・・・)「おールーク!おはよう。ちといつもんとこ来てくれん?・・・ああ・・・ああ・・・OK。バファリン用意しとくわ。運転気をつけろよ。じゃあの。」

スティーブ「ルークにかけたんか。なんて?」

デイブ「すぐ来るよ。二日酔いだってさ。ジェフ!ジェフ!!うっさいから静かにしてくれん?あとバファリンと水!」

ペイチ「もう来たぜ。ルーク。」



ルーク「おはよう・・・。。バファリンは?ああ、サンキュー。。なんなん?」

デイブ「バンド組みたいんやけどさ、ギターがおらんのよ。エディは最高なんだけど、あっちのVAN HALENとかゆーのをやるって言うだろうし、誰かエディよりギターがうまくて、エディより歌がうまくて、エディよりかっこいい奴知らんかのぅ思うて。」

ルーク「そんな奴、わし以外におるわけないじゃろ。HAHAHA!バファリン最高。」

スティーブ「じゃあ決まり。なんか曲作ろうぜ。」

ジェフ「じゃ、テキトーに。」



♪TOTO - Child's Anthem (Demo)♪



スティーブ「いい感じじゃん。デイブ今の録音した?」

デイブ「ああ、一応ね。ジェフ、今録ったテープ、これそこらへんに置いといて。」

ジェフ「ほいよー。あとで分からんくなるけん、印つけとくわ。」

ルーク「なんか足りんくね?この曲。」

ペイチ「ボーカルと歌詞じゃろ。インストなんか売れるとは思えんし。」

デイブ「ほうじゃねぇ。誰かボーカル入れるか。ペイチは声低いし、ルークもワンステージ無理じゃろ。」

ルーク「どっかに、あんまカッコよくなくてウチラの言うことハイハイ言うて声の出る奴・・・。ボビーは?」

デイブ「ボビー?だれ?ああ、ひょっとしてキンボール?あいつダサクねえ?」

ジェフ「いいんじゃね?どうせルークもペイチも歌うし、ちょこっとだけ歌わせりゃええんよ。ステージの脇に置いてさ。」

ルーク「デイブ、これ奴の電話番号。来るときにビール1ダース持ってこいって伝えて。」

デイブ「ほいよ。てかまた飲むんかい!」



ボビー「おはよう。バンド組んだんだって?わしボーカルかあ。夢見たいじゃのぅ。スターになれるんかな?」

ルーク「もちろん!わしらに付いてくれば女も金もわんさかよ。ああ、ビールサンキュー。」

ジェフ「じゃ、軽くやって見ますか。ロックな感じで。ルーク!リフくれ!」



♪TOTO - I'll Supply The Love (Demo:Edit 2-Mix 5)♪


デイブ「いいね!やっぱボーカル入ると締まるの!」

ペイチ「さっきの曲と合わせても変じゃないしな。あのテープどこ行った?」

デイブ「あれ?どれかわからんくなってしもうた。ジェフ!なんか印とか・・・。」

ジェフ「TOTOって書いてある奴だよ。昨日観た"オズの魔法使い"良かったよ。それの犬の名前。」

デイブ「なんで犬やねん!まぁバンド名もとりあえずこれでええわ。」

ルーク「ちとしこ!飲みすぎた。トイレ~!漏れる~!あ、ここにもTOTOって書いてあるぜHAHAHA!」




まぁファーストアルバム"宇宙の騎士"はこうして生まれたわけじゃ。あれ、みんな寝てしもうたわい。年寄りは話がなごーていけんね。

どうかね。たねびわさん。広島弁でやってみたんじゃけど・・・。

 いけん?



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