こんにちは。高校生の時カナダのバンクーバー島に留学していたオラフニコニコです。

 

久しぶりになってしまいましたが、今日は留学とは離れて私が昨日見た映画について書きたいと思います。

 

現在公開されている「四月になれば彼女は」。昨日映画館に見に行ってから、なぜか涙が止まりません。映画中も号泣、帰宅後ベッドの中で枕カバーがずぶ濡れになるくらい号泣、そして今日も電車に揺られている時、勉強してふっとした時など、何も考えていない瞬間に涙が出てきます。

 

涙が止まらないんですけど、自分が泣く理由がわからないんです。

 

私は現在大学生、2年お付き合いしてる彼氏がいます。その彼氏とは、周囲が羨ましがるくらい円満です。大きな喧嘩になることもなく、お互い大好きです。性格は正反対で、あまり感情を言葉に出すことが得意ではない私にしつこいほど私の気持ちを聞いてくれて、付き合って半年くらいは私の性格もあって言えないこともたくさんあったけど、一風変わった夢を追いかける私も応援してくれて、言葉に出して気持ちを伝えてくれる、そんな素敵な彼氏です。

 

でも、多分、だからこそ自分を藤代に重ねてしまうんです。藤代は精神科医だけど、自分のことを1番わかっていない。周囲の人が弥生がいなくなった理由がわかっている中で、彼だけずっとわからないままです。

 

私も、自分のことがわからないんだと思います。もともと、自分が抱える気持ちやストレスがわからず、体調が悪くなってから気づくタイプです。高校生の時には自律神経失調症を発症するまで悪化し、学校に行く体力さえ失いかけたことがあります。最近は、自分の体の声を聞けるようになって、動く体力がない時は「睡眠不足なんだな」、お腹が痛い時は「試験が近づいているからだな」というふうに気付けるようになりました。

 

それでも、自分の心の奥底にあるものを押し込めてしまっていて、映画をみてそれが自分がわからないうちに抉られたんだと思います。

 

自分では、言ってる「つもり」だけど、彼氏にも誰にも言えてないことがたくさんあります。わざわざ言わなくていいこと。同時に、彼氏に聞けないこともあります。気になっても、そのままなあなあにしてしまう。でも、この積み重ねが弥生と藤代なんだと思います。

 

私は、今就活ですごい苦しいです。周囲が第一志望決まった、大手受かったという中で、自分が目指す場所が特殊なこともありまだ始まったばかり。就活自体は誰よりも早く始めたのに、おそらく終わるのは1番遅いです。夢だから、追いかけてる時はワクワクするし、就活は人と比べるものじゃないってわかってます。でも、やっぱり辛いし不安です。

 

嬉しいこと、面白いことがあったら言うし、「今日こんな面接だった」「ー通った」って言えます。でも、自分の弱みって言えないんです。

藤代と同じかわかりませんが、いつか自分に限界が来ちゃうのかなって思いました。

 

映画を見た後、彼に涙が止まらないと伝えました。そしたら、「僕は一生愛するよ」と言ってくれました。でも、今の私はそれに応えることができません。世の中には確かに離婚してる人もたくさんいるかもしれないけど、自分の両親みたいに仲のいい夫婦だってたくさんいます。わかっています。幸せのゴールだってあるんだって。でもわからないです。今までは周りに言われるように、友達の延長みたいなこんな彼となら一生生きていけるきがしてました。でもわからなくなりました。

 

愛を終わらせない方法は...弥生の答えは「手に入れないこと」

 

私の彼は「刺激を失わないこと」って言いました。マンネリしそうになったら、バンジージャンプとか、ダイビングとか、旅行とか。一緒に何かをすることだと。

 

 

 愛を終わらせない方法は...私は「当たり前だと思わないこと」だと思います。

 

彼がいることが当たり前。料理を用意してくれることが当たり前。送り迎えしてくれることが当たり前。そう思ってしまったら感謝もなくなります。

彼との関係だけじゃなくて、家族関係も、友達も、職場も。今の環境を当たり前だと思ってしまったら終わりだと思うんです。でも、当たり前だと思わないことってすごく難しいです。

 

だから、私はできるかわからないけど頑張りたいです。彼氏がいること、自分を好きでいてくれることを当たり前だと思わないように。

 

感謝し続けながら生きていきたい

 

長くなりましたが、最後まで読んでくださりありがとうございました。