まなみのりさ最後の広島大感謝祭 | MGZ(Myon・Gabacho-Zuihitsu)

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みょんがばちょ随筆、略してMGZです。
ももいろクローバーZ、まなみのりさの事など、思うがまま、気の向くままに書いてます。

ども!


いやね、12月から1月前半がこんなにヘビーになるとは思っておらず、まなみのりさの大感謝祭に向けてあまり盛り上げる力になれず申し訳ない気持ちが強い。


ようやく身の回りが少し落ち着きはじめたので、やっとブログに取り掛かった次第です。


大感謝祭については何があろうと行く気ではいたので、当日朝まで残った用事を済ませ、急いで広島市街に向かったのです。





広島駅のスクリーンや本通りの垂れ幕などを感動しながら眺めつつ、急ぎ足でアステールプラザに向かいました。

到着は正午を過ぎ、既にグッズ販売が開始。

当日の戦闘服はクラファンリターンのパーカーと決めていましたが、それでもTシャツとパーカーを買うヲタ気質。

もちろんタオルも。

ガチャガチャは、結局スタッフ物以外はコンプするまで回してしまいました。

まなみお嬢ちゃんがなぜか大量に出ましたので、希望があれば交換にも応じますよ♪

しばらくしてクラファン支援者列に列び入場。

やはりホールは胸が高まるね。

ステージや客席の広さに息を呑む。

整理番号はそれほどでもなかったのですが、運良く最前列を確保。

開演までの時間、しばらくそのステージに辿り着くまでのまなみのりさの姿に思いを馳せる。

はじめて生で観たステージから今に至るいろんな思い出とともに込み上げる気持ちを少し抑える。

しかし開演とともに一瞬で堪えきれなくなった。

もう何度も観られないであろう3人の姿を目に焼き付けようと思うほどに、溢れる涙が止まらなかった。

しかしまなみのりさは違った。

これまでの経験を全てぶつけるように、最高のパフォーマンスを見せる。

薄いスクリーンの向こうから登場し、微塵も乱れる事のないダンスと歌声。

広島の全ての人に自分たちの成長を見せつけるように躍動する。

緊張もプレッシャーも全て力に変える、そんな凛々しくもたくましい姿がステージ上にはあった。

クラファンで集まった支援を余すことなく使った演出と、それに負けない3人だけの表現世界。

そこに集中し没頭するなかで、気が付けば涙は乾いていた。

相変わらずだが内容は割愛し本編の最後、『栞』をはじめて生で聴く。

歌詞の内容が胸を貫く。

まなみのりさへの最大級の感謝と賞賛、そして自分の不甲斐なさと少しの後悔が歌詞の内容とともに脳裏をえぐり、止まっていたはずの涙が自然と頬をつたう。

本編が終わりステージをあとにする3人。

アンコールを叫びたい思いを堪え、かわりの手拍子を続ける。

こんな最高の舞台をまだまだ終わらせたくない。

終わらせてなるものかと、涙を拭うことも忘れて手を打ち続けた。

再びステージが明るくなり登場したまなみのりさを、開演より大きな拍手が迎える。

今日はじめて観た人や、そうじゃなくても昔のイメージで止まっていて久々に目にした人たちの評価がそこに現れていたように感じたのは、ファンの贔屓目だけではないと思う。

アンコール一曲目、アクターズスクール広島の後輩SPL∞ASHをしたがえての『IDOL DAMA☆C』。

まなみのりさのデビュー曲。

その後の客席におりての『ひろしまVOICE』。

広島の地で紡いできた希望と、育んてくれた全ての人たちへの感謝、後に続く者への道標とエール、このステージが実現できたことの喜び、それら全てを詰め込んだアンコールだった。

そしてラストは『変わらなきゃ』。

ラストシーンを邁進するまなみのりさの決意が響いた。

本当に素晴らしい、最高のステージだった。

終演後余韻に浸りながら、ふとフェニックスホールの事を思い出していた。

活動休止を経て東京で活動再開後、広島の地で復活の狼煙を上げたあのステージ。

たくさんの地元企業の協賛を得て実現したホールの舞台だった。

一方で沢山の協力を得た背景と、また復活直後で楽曲が不足していた事も重なり、まなみのりさを観にきたファンにとっては不完全燃焼な面があったことも否めなかった。

しかし今回は違う。

まなみのりさのファンが支援して実現したまなみのりさだけのためのステージ。

アクターズスクール広島の後輩もステージに上がりはしたが、常にメインはまなみのりさ。

終始よどみなくそれを貫いてくれた事が一番ファン冥利に尽きる。

後に続いたCD購入や特典会の列の長さが、広島での大団円が成功した何よりの証。

自分の支援は全体の中では大した額ではないが、それでも一人の支援者として誇らしく感じた。



余談。

次の日は仕事でリターン特典の打ち上げには行けなかった。

もちろん残念な気持ちはあったが、不思議と悔しさや苛立ちのようなネガティブな感情はわかなかった。

それは前日に、余りあるほどのリターンを受け取ったからだろう。

職場でふと時計を見て、そろそろ打ち上げが始まる頃かなと思い、何時からだったか確認するため届いたメールをチラッと見た。

その瞬間、あることに気が付いてまた幸せな気持ちになった。


整理番号34番。

広島県の都道府県番号の34番。

広島を代表するまなみのりさから貰う広島の番号。

まるで行けない私に念力で幸せを送るがごとく。

最後の最後まで、本当に喜びと感動を届けて貰った。



最後に、ぜひまなみのりさの曲を聴いてほしい。

ベストアルバム『LAST』はサブスクでの配信もはじまった。

気になった曲があれば動画でも観てほしい。

さらに気になったら、アルバムのリリイベや最後の全国ツアーもあるため、お近くに来た時でいいので生で観て聴いてほしい。

そして、もしそれで気に入っていただけたなら、4月1日に中野サンプラザで最後の勇姿を見届けてほしい。

絶対に満足できる物がそこにあると、胸を張って言う。

あとほんの少しになったまなみのりさとしての姿を、一人でも多くの人の目に耳に焼き付けてほしい。

私も気合入れなきゃな。

では、このあたりで。

またな!