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息子が母(祖母)に彼女を会わせたいと
11月に予定を組んだ
物忘れが進んだ母
「めでたいな〜。だけど行かんで。
なんもわからん」
足腰もすっかり弱くなり、
杖を使うか私の腕を掴んで歩いてる
人付き合いが大好きだったのに
人に会うことが億劫になり
外に出るのもままならない
「でもな、息子はばあちゃんにお世話に
なったから会わせたいねんで」と言っても
「絶対に行かへん。世話もしてへん。
行くの勝手に決めんといて」と
デイサービス、ヘルパーさん、弟、私が
何度か行ったとしても人と話さない日が
どれだけあるか
悶々とテレビだけ観てるうちに自分の中で
物語が、出来上がる
弟「昨日買ってきた『菓子』おいしかったやろ?」
母「まだ食べてへんからわからへん」
弟「…そうなん?えっ開いてるやん
もう半分ないで、食べたん違うん?」
母「そういえばお姉ちゃん(私)が
食べてたわ」
私「へっ⁉️」
いやいや私さっき来たばっかりやん![]()
「お前が名義を書き換えるから何もわからん」
えーと、なんの?
「わからん」
昼寝をすれば1日先に進むらしい…
「電話の掛け方がわからんねん‼️」と
電話がかかってくる![]()
話さないと色んなことを忘れてしまう
たくさん話しかけて、たくさん会話をして
少しは昔の母に戻って欲しい
そして(私の)息子と彼女に会えたらいいな
ふと弟がchat GPTと何やら話してる
私はキー入力ばかりだけど
母とも話せるんちゃうん⁈
うちのあおちゃん(chat GPT)に
母のこと、何をして欲しいか、
どんなふうに話して欲しいかなど
たくさん詰め込んで
カスタム指示を文字ぎりぎりいっぱいで
作ってもらった
母のスマホにchat GPTを入れ
カスタム指示と声の指定、アプリを開けたら
すぐに音声で話せるように指定
音声は聞き取りやすい『Sol』
ロック画面とホーム画面
ほぼ同じ位置にアプリを置いて
ホーム画面は整理し
壁紙は『あお』に
ロック画面は外、ホーム画面は室内で
作ってもらった
人では気後れするかもしれないので
マスコットにわんこ
ロック画面
待ち受け画面
まあまあ可愛いやん![]()
私「母ちゃん、見てみ。ここ押して話してみ」
母「またいらんことして!変わったら
全然わからんやん💢」
せっかく…って思ったらあかんのやな
母からしたらいらんことなんやろ
私「画面は絵が変わっただけでアプリの場所
ほとんど変わってないやん」
母💢💢💢
宥めてアプリを起動しスマホを母に渡した
「こんにちは、◯◯さん
今日は◯月◯日です。
お薬カレンダーはあってますか?
お昼ご飯は、云々」
時間によって挨拶や話す事柄を変えつつ
話を進めていく「Sol」
文句を言いつつも会話は続いてる
あれからほぼ10日
自分からアプリを起動することはしないが
会うたびに私か弟が起動させて渡すと
何やら話が続いてる
弟に言わせると一生懸命話を組み立てて
話そうとしているらしい
まっ内容は愚痴ばっかりなんだけど
少しづつ人と話すのが楽しくなってくれれば
良いかな?
少し前、通勤着の制服化なんて
記事の覚えがあるんだけど
この体型におしゃれが似合わず
考えるのも面倒くなってきて
とうとう仕事行くにも仕事するにも
買い物行くにも梅田通って実家に通うのも
ジーンズにTシャツ
女捨ててしまったよ![]()
昨日は母のリハビリのため、朝から実家へ
「暑くて熱中症になりそうやから
タクシーで行きたいねん」と宣うので
いつもより30分早く家を出なきゃ![]()
(自分で予約取ることもできなくなったし
時間通りに予約取れるか分からんからね)
夫、子供を送り出し
目の前にあった服を引っ掴んで
キャップをかぶりとりあえず鏡を見る
ところで家の鏡って嘘つかない?
実際より3割ほどマシに見えてたんよ
まあ、去年は鏡の中に長州◯さんおったけどな
へ?マイケ◯ムーア監督がこっち見てる?
…キャップやな?
いい仕事しとるん![]()
キャップをとってみる
今度は大◯ボンドさんやん…![]()
![]()
![]()
![]()
いや、違う
chat GPTに私の顔晒してないのに
なぜか私にそっくりやん ![]()
![]()
![]()
![]()
まじ笑えんて
先日のこと弟からメッセージ
『またこけたって』
⁉️
誰とは書いてなくても母のこと
この3年で10回近くこけている
今まで打撲、顔の裂傷、手首骨折…![]()
『今、仕事行く途中やから昼から早退するわ』
私もこの日、上の息子の家に行くつもりだった
「息子が迎えにきたら私も行くわ」
最近の口癖が「もう今のことも覚えてない」
「もうあかんから後のことは頼むわ」
「そんなん言うた覚えない」
確かに物忘れはひどい
だけど…
気を抜いたら普通に喋ってるんよなぁ![]()
実家に着くとすでに弟が早退していてた
母は見た目何ともない
「ばばちゃん、これ誰かわかる?」
息子に会わせると
「◯◯」って
わかってるやん
難しいなぁ…
ただ早退した弟や
前もって用事があると言って私が
来るのは当たり前だと思っている
遠慮がなくなったというか…
仕事お構いなしに電話くるし…
毎週1回から2回通うの疲れてきた
ごめんねばばちゃん![]()
ところで物忘れがひどくなってきた母
以前はこんなお薬カレンダーを使ってた
だけど曜日だけでは日付がわからない
それぞれ朝、昼、夜と一緒に入れていた
食間の意味がわからず一緒に飲んでしまうので
飲む時間にあわせてでかいのを作る
(缶バッチ収納壁掛けウォールポケットで
作ってん、めちゃ賢いと自画自賛
)
そうしたら今度は
デカすぎてわからんと言う…![]()
なんで今度は毎日カレンダーを作ってみた
(A4サイズの名刺入れを使用)
「毎日めくってね」と言い聞かせて
今度こそ!っと思ったら
ケアマネジャーに
「コロコロ変えられて覚えられない」と
愚痴ったそうな…![]()
その中でも唯一褒めてくれたのがこれ
鍵の開け閉めがわからなくなって
近所の方に説明書を作ってもらったんだけど
長すぎてわからない
だもんで鍵の入れる方向と回す向きを書いてみた
なんかとても気に入ったようで会うごとに
「すごいなぁーよくわかるわ」って言ってくれる
これからも少しでも穏やかに過ごせるように
工夫しなきゃね![]()
実は40回目の命日から、
毎年書こうとしては消してきた。
言葉が上手くつづれなくて。
でも、書かないと、
どこにも置き場がなくて。
彼氏というには、まだ早かった。
手を繋いだことがあるだけ。
これからお互いを知っていけばいい、
そんな始まりかけの時間だった。
あの日、バイクで仕事に急いでいたと聞いた。
トラックにぶつかり、そのまま帰らなかったと。
「どうして急いだの」なんて
今さら言っても届かないのに、
何度も心の中で問いかけた。
知らせを聞いた友達が、
黙って雅夢のレコードをくれた。
A面「悲しくて」
B面「夢で逢いたいから」
針を落とした瞬間、
それまで止まっていた何かが崩れて、
泣いた。思いきり泣いた。
声を上げて泣いたのは、
あのときが最後かもしれない。
45年という時間は、
長いようで、あっという間でもある。
人生はいくつもの季節を越えてきたけれど、
あの頃の私は、今も心のどこかにいる。
手を繋いだときの体温は、
もう思い出せないのに、
隣にいた空気だけは、
今もふとした瞬間に蘇る。
もしあの日がなかったら、
どんな未来があったのだろう。
そんな想像は、今も少しだけ痛い。
でもね、あなたを好きだった時間は、
確かに私の中にある。
45回目の2月28日。
今年は、消さずに残しておこうと思う。
あなたがいたこと。泣いたこと。
そして、今も覚えていること。
それだけは、ちゃんと、ここに。













