こんにちは

乳がんサバイバーN子です。

 

私が乳がんの手術や肺塞栓症で入院したとき、上の階の女性にお世話になったんです。

子どもを朝起こしてもらったり、

子どもにご飯を差し入れてくれたり、

私の退院の時に迎えに来てくれたり。

 

その彼女が乳がんになってしまいました。

 

まだ治療する病院も決まっていないし全身の検査もしていないからステージもわからない、

サブタイプもまだ聞いていない、

でもけっこう大きいから抗がん剤からやるかも、という話でした。

 

なってしまった、というよりも

私が乳がんの手術をした二年半前に話したときには、

「ずっと乳がん検診で指摘されているしこりがある」

と話していました。

おっぱいが広い範囲でがちがちにかたくなっているのだそうです。

どの病院に行っても良性、乳腺症という見立てだったらしいんですけれど、針生検してみたらがんだった、と。

 

 

うーん、

 

乳がんになってからアメブロでいろんな闘病ブログを見るようになり、

十代、二十代の若い人が再発したり治療の効果がなかったり、というブログを読んで

 

「世の中って、たまに理不尽なことが起こるなぁ」と悲しく思っていましたが、

 

今回は、

 

「もしかしてたまにじゃなくて理不尽がデフォなんじゃ…?」

 

と思えてきました。

 

皆さまのお幸せを願っておりますよ。

 

さて、いつもご挨拶で書いている

 

「今日も楽しい一日をありがとうございます」

 

ですが、

 

今日はこんなしらせがあって「楽しい一日を」とはいいがたい…

 

けれども、

それでも、

 

楽しき日々が何らかの行いの報いとして当然に私に与えられるものではなく

ただ理不尽にたまたま、偶然、からくも、与えられた奇跡なのだとしたら、

やはり言えることはただひとつ、

今日も楽しい一日をありがとうございます。